曽田本その1の3業附口伝原文4大小立詰

2018年3月21日 (水)

曽田本その1の3業付口伝原文4大小立詰7移り

曽田本その1
3業付口伝原文
4、大小立詰
七本目移り
 (伝書二ナシ口伝)敵後ヨリ組付キタルヲ我体を落シテ前二投ル也
 (後ロゟ組付體ヲ下リ前ヘ投ケル 五藤正亮先生ノ教示)
読み
七本目移り(うつり)
 (伝書になし口伝)敵後より組付きたるを我体を落として前に投げる也
 (後ろより組付く体を下り前へ投げる 五藤正亮先生の教示)
古伝神傳流秘書大小立詰七本目電光石火
 如前後より来り組付を躰を下り相手の右の手をとり前二倒春
読み
古伝神傳流秘書大小立詰七本目電光石火(でんこうせっか)
 前の如く後より来たり組付くを体を下り 相手の右の手を取り前に倒す
 

| | コメント (0)

2018年3月19日 (月)

曽田本その1の3業付口伝原文4大小立詰6乱曲

曽田本その1
3業付口伝原文
4、大小立詰
六本目乱曲
 前後二立チテ行ク也敵後ヨリ鐺ヲ取リクルクル廻シ引ク也我其ノ時スグニ後向キテ左右何レナルヤヲ見合セ右手ナル時ハ我左足ニテ敵ノ右足ヲ又左手ナル時ハ我右足ニテ敵ノ左足ヲ掬ヒ中二入ル也
 (後ロゟ鐺ヲ取リクルクル廻シ引其時左右ヲ見合セ中二入ル 五藤正亮先生ノ教示)
読み
六本目乱曲(らんきょく)
 前後に立ちて行く也 敵後より鐺を取りクルクル廻し引く也 我其の時直ぐに後ろを向きて左右何れなるやを見合わせ 右手なる時は我が左足にて敵の右足を 又 左手なる時は右足にて敵の左足を掬い中に入る也
 (後ろより鐺を取りクルクル廻し引く 其の時左右を視合わせ中に入る 五藤正亮先生の教示)
古伝神傳流秘書大小立詰六本目乱曲
 如前後より来り鐺を取り頻り二ねぢ廻し刀を抜かさじと春る時後へ見返り左の手か右の手尓て取たるかを見定め相手左の手ならバ我も左尓て鯉口を押へ相手右ならは我も右尓て取る後へ引付んと春るを幸しさり中に入り倒春
読み
古伝神傳流秘書大小立詰六本目乱曲
 前の如く後より来たり鐺を取り頻りにねじ廻し刀を抜かさじとする時 後へ見返り左の手か右の手にて取りたるかを見定め 相手左のてならば我も左にて鯉口を押へ 相手右ならば我も右にて取る 後へ引き付けんとするを幸いしさり中に入り倒す
 

| | コメント (0)

2018年3月17日 (土)

曽田本その1の3業附口伝原文4大小立詰5蜻蛉返

曽田本その1
3業附口伝原文
4、大小立詰
五本目蜻蛉返
 打ハ仕ノ後ヨリ仕ノ右手首ヲ後二引キ鐺ヲ前二押ス直チニ右足ヲ以テ掬ヒ中二入ル也鐺ヲ後二引キ右手首ヲ前二押ス時ハ左足ヲ以テ中二入ル也
 (後ロゟ右ノ手首ヲオサへ跡へ引左手鐺ヲオサヘ前へヲス時中二入ル 五藤正亮先生ノ教示)
読み
五本目蜻蛉返(とんぼかえし・せいれいがえし)
 打は 仕の後より仕の右手首を後に引き鐺を前に押す 直ちに右足を以って掬い中に入る也 鐺を後に引き右手首を前に押す時は 左足を以って中に入る也
 (後ろより右の手首を押さへ跡へ引 左手鐺を押さえ前へ押す時中に入る 五藤正亮先生の教示)
古伝神傳流秘書大小立詰五本目蜻蛉返
 相手後より来り我が右の手を取り刀の鐺を取り背中に押付られたる時其侭後へ之さり中に入利倒春
読み
古伝神傳流秘書大小立詰五本目蜻蛉返
 相手後ろより来たり 我が右の手を取り刀の鐺を取り背中に押し付けられたる時 其の侭後へしさり中に入り倒す

| | コメント (0)

2018年3月15日 (木)

曽田本その1の3業附口伝原文4大小立詰4骨防返

曽田本その1
3業附口伝原文
4、大小立詰
四本目骨防返
 互二對立スル也打ハ仕ノ柄ヲ両手ニテトリ二来ル也我ハ右手ニテ敵ノ両手ヲ越シテ柄頭ヲトッテ両手ニテ上二モギトル也
 (敵両手ニテ柄ヲ取る時引廻シモグ 五藤正亮先生の教示)
読み
 互に対立する也 打は仕の柄を両手にて取りに来る也 我は右手にて敵の両手を越し柄頭を取って両手にて上に捥ぎ取る也
 (敵両手にて柄を取る時 引き廻し捥ぐ)
古伝神傳流秘書大小立詰二本目骨防返
 相懸り二懸りて相手我刀の柄を留めたる時我右の手尓て柄頭を取り振りもぐ也
読み
古伝神傳流秘書大小立詰二本目骨防返(ほねもぎかえし)
 

| | コメント (0)

2018年3月13日 (火)

曽田本その1の3業附口伝原文4大小立詰3鍔打返

曽田本その1
3業附口伝原文
 
4、大小立詰
 
三本目鍔打返
三本目鍔打返(つばうちかえし)
 互二對立スル也打ハ仕ノ抜カントスル右手首ヲトル也仕ハ右手ヲ放スト同時二左手に持テル鍔ニテ打ノ手首ヲ打ツ也
 (抜カントスル時其手首を押へル左手ニテ敵ノ手首ヲ打 五藤正亮先生ノ教自 
読み
三本目鍔打返(つばうちかえし)
 互二對立スル也打ハ仕ノ抜カントスル右手首ヲトル也仕ハ右手ヲ放スト同時二左手に持テル鍔ニテ打ノ手首ヲ打ツ也
 (抜カントスル時其手首を押へル左手ニテ敵ノ手首ヲ打  五藤正亮先生ノ教示) 
古伝神傳流秘書三本目鍔打返
 相懸り二懸り我刀を抜かむと春る其の手を留られたる時柄を放し手を打もぐ也
読み
 相懸かりに懸かり 我が刀を抜かんとする 其の手を留められたる時 柄を放し手を打ちもぐ也

| | コメント (0)

2018年3月11日 (日)

曽田本その1の3業附口伝原文4大小立詰2袖摺返

曽田本その1
3業附口伝原文
4、大小立詰
二本目袖摺返
 打ハ横ヨリ組ミ付仕肘ヲ張リテ一當スルト同時二スグ二打ノ刀ヲ足二スケテ後二投ル也
 (五藤先生ハ一當シテ中二入リ刀ヲ足二スケ後へ投ルト記セリ)
 (横合ヨリ組付ヒジヲ張リ一當シテ中二入リ刀ヲ足二スケ跡へ投ケル左右共同前 五藤正亮先生ノ教示)
読み
二本目袖摺返(そですりかえし)
 打は横より組付く 仕肘を張りて一當すると同時に 直に打の刀を足にスケて後ろに投げる也
 (五藤先生は一当てして 中に入り刀を足にスケ後へ投げると記せり)
 (横合いより組付く 肘を張り一当てして 中に入り刀を足にスケ後へ投げる 左右共同前 五藤正亮先生の教示)
古伝神傳流秘書大小立詰一本目袖摺返
 我が立て居る處へ相手右腋より来り我が刀の柄と鐺を取り抜かせしと春る時其侭踏ミ之さり柄を相手の左の足のかゞみ二懸け中に入り又我右より来たり組付をひぢを張り躰を下り中に入る。
読み
 我が立て居る所へ 相手右腋より来たり 我が刀の柄と鐺を取り抜かせじとする時 其の侭踏みしさり 柄を相手の左の足のかゞみに懸け中に入り 又 我が右より来たり組付くを肘を張り体を下り中に入る 
 

| | コメント (0)

2018年3月 9日 (金)

曽田本その1の3業附口伝原文4大小立詰1〆捕

曽田本その1
3業附口伝原文
4、大小立詰
一本目〆捕
 互二對立スル也打ハ両手ニテ仕ノ柄ヲ握ルヲ仕ハ左手ヲ以テ打ノ左手首ヲ握ル也更二□ノ時スグニ仕ハ右手ニテ打ノ両腕ヲ締メ込ミ我体ヲ台二シテ之レヲ極メル也
 (敵両手ニテ柄ヲ握ル左手ニテ敵ノ左ノ手首ヲ押へ躰ヲ込ミ〆付ル)
読み
 互に対立する也 打は両手にて仕の柄を握るを 仕は左手を以て打の左手首を握る也 更に□(其)時直に仕は右手にて打の両腕を締め込み 我が体を台にして之を極める也
 (敵両手にて柄を握る 左手にて敵の左の手首を押へ体を込み締め付ける)

古伝神傳流秘書大小立詰 四本目〆捕
 相懸りに両方より懸る時相手両手にて我刀の柄を留我左の手にて相手の脇つぼへ入れて両手を〆引上如何様にも投る也
読み
古伝神傳流秘書大小立詰四本目〆捕
 相懸かりに両方より懸かる時 相手両手にて我が刀の柄を留 我左の手にて相手の脇坪へ入れて両手を締め引上げ 如何様にも投げる也

| | コメント (0)

その他のカテゴリー

介錯口伝・他・神妙剣 女剣士 居合兵法の和歌15-7 居合兵法極意巻秘訣15-6 居合兵法極意秘訣15-3 干支を読む 文化・芸術 旅行・地域 日記・コラム・つぶやき 書を楽しむ 曽田本その1の3業附口伝原文4大小立詰 曽田本その1の3業附口伝読み解く4大小立詰 曽田本その2を読むの2 曽田本その2を読むの3 曽田本その1の1神傳流秘書を読み終えて 曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く始めに 曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く1抜刀心持引歌 曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く10夏原流和之事 曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く2居合兵法伝来 曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く3大森流居合之事 曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く4英信流居合之事 曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く5太刀打之事 曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く6坂橋流棒 曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く7重信流1詰合 曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く7重信流2大小詰 曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く7重信流3大小立詰 曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く8大剣取 曽田本その1の1神傳流秘書を読み解く9抜刀心持之事 曽田本その1の1神傳流秘書原文1抜刀心持引歌 曽田本その1の1神傳流秘書原文始めに 曽田本その1の1神傳流秘書原文10夏原流和之事 曽田本その1の1神傳流秘書原文2居合兵法伝来 曽田本その1の1神傳流秘書原文3大森流居合之事 曽田本その1の1神傳流秘書原文4英信流居合之事 曽田本その1の1神傳流秘書原文5太刀打之事 曽田本その1の1神傳流秘書原文6坂橋流棒原文 曽田本その1の1神傳流秘書原文7重信流1詰合 曽田本その1の1神傳流秘書原文7重信流2大小詰 曽田本その1の1神傳流秘書原文7重信流3大小立詰 曽田本その1の1神傳流秘書原文8大剣取 曽田本その1の1神傳流秘書原文9抜刀心持之事 曽田本その1の2英信流目録原文初めに 曽田本その1の2英信流目録原文1居合棒太刀合巻 曽田本その1の2英信流目録読み解く初めに 曽田本その1の2英信流目録読み解く1居合棒太刀合巻 曽田本その1の3業附口伝原文を読み解く初めに 曽田本その1の3業附口伝原文1太刀打之位 曽田本その1の3業附口伝原文2詰合之位 曽田本その1の3業附口伝原文3大小詰 曽田本その1の3業附口伝読み解く1太刀打之位 曽田本その1の3業附口伝読み解く2詰合之位 曽田本その1の3業附口伝読み解く3大小詰 曽田本その1の4居合根元之巻原文 曽田本その1の4居合根元之巻読み解く 曽田本その1の5居合兵法極意秘訣原文 曽田本その1の5居合兵法極意秘訣読み解く 曽田本その1の6英信流居合目録秘訣原文 曽田本その1の6英信流居合目録秘訣読み解く 曽田本その1の7居合兵法極意巻秘訣原文 曽田本その1の7居合兵法極意巻秘訣読み解く 曽田本その2を読む 曽田本その2を読むの4 曽田本スクラップ土佐の居合 曽田本スクラップ居合 曽田本スクラップ戦時下 曽田本免許皆伝目録15-11 曽田本業附口伝15-10 曾田本その1の8その他原文 曾田本その1の8その他読み解く 曾田本その1の9居合兵法の和歌原文32首 曾田本その1の9居合兵法の和歌読み解く32首 曾田本その2を読み解く 神傳流秘書14-10英信流目録小太刀之位 神傳流秘書14-1序 神傳流秘書14-2引歌及び伝来 神傳流秘書14-3大森流・英信流・太刀打 神傳流秘書14-4棒 神傳流秘書14-5詰合 神傳流秘書14‐6大小詰・大小立詰 神傳流秘書14‐7大剣取 神傳流秘書14‐8抜刀心持之事 神傳流秘書14‐9夏原流和之事 秘歌之大事 稽古の日々 英信流居合目録秘訣15-4 英信流目録15-8 道場訓