« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »

2010年11月

2010年11月 1日 (月)

かのとう(辛卯)

平成23年2011年の干支(えと)は「辛卯(かのとう・しんぼう)」、兔(うさぎ)年です。

干支は、時間と方位を表す中国から伝わったものだといわれます。

中国では六十干支を日に割り当てる事を殷の時代に始まり、年に割り付ける事は、前漢の武帝の頃からだそうです。

日本では6世紀頃から運用されるようになったとされています。

干支は十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)の組み合わせで年や日を表すわけです。

先ず十干(じっかん)は、「甲(こう、きのえ、)・乙(おつ、きのと)・丙(へい、ひのえ)・丁(てい、ひのと)・戊(ぼ、つちのえ)・己(き、つちのと)・庚(こう、かのえ)・辛(しん、かのと)・壬(じん、みずのえ)・癸(き、みずのと)」からなるものです。

中国の郭沫若は「十日を一旬となす暦制」に依るとしています。

其の十干を「甲・乙を水、丙・丁を火」のように五行説の「木・火・土・金・水」に分け、陽陰・陽陰、兄弟・兄弟と順番につけていきます。

兄弟は「え・と」と読みますから十干を本来は「えと」と言います。

甲 木 陽 兄 きのえ

乙 木 陰 弟 きのと

丙 火 陽 兄 ひのえ

丁 火 陰 弟 ひのと

戊 土 陽 兄 つちのえ

己 土 陰 弟 つちのと

庚 金 陽 兄 かのえ

辛 金 陰 弟 かのと (2011年の十干)

壬 水 陽 兄 みずのえ

癸 水 陰 弟 みずのと

近年の生まれ年についての「えと」というのは、十二支のみで年を言い習わした(例えば ウサギ年生まれ、今年は卯年など)習慣から十干をえとと云うはずが、十二支がえとと云うようにすり替わっています。

十干と十二支の組み合わせが如何なる事情で形成されたかは不明だそうです。

十二支に獣が配当されています。何時の頃からと云うことも不明で、古代中国に於いて次第にといったらよいのでしょう。

次に十二支と配当された獣、月と時間、方位を書いておきます。

子   鼠 11月 23時から1時 北       ね

丑   牛 12月 1時から 3時 北北東    うし

寅   虎  1月 3時から 5時 東北東    とら

卯   兔  2月 5時から 7時 東       う、うさぎ

辰   龍  3月 7時から 9時 東南東    たつ、りゅう

巳   蛇  4月 9時から11時 南南東    み、へび

午   馬  5月 11時から13時 南      うま

未   羊  6月 13時から15時 南南西   ひつじ

申   猿  7月 15時から17時 西南西   さる   

酉   鶏  8月 17時から19時 西      とり

戌   狗  9月 19時から21時 西北西   いぬ

亥   猪 10月 21時から23時 北北西   い、いのしし

十干・十二支の組み合わせにより干支は六十で一巡します。

1、甲子(きのえね・こうし1984年昭和59年)、

2、乙丑(きのとうし・おつちゅう1985年昭和60年)、

3、丙寅(ひのえとら・へいいん1986年昭和61年)、

4、丁卯(ひのとう・ていぼう1987年昭和62年)、

5、戊辰(つちのえたつ・ぼしん1988年昭和63年)、

6、己巳(つちのとみ・きし1989年昭和64年・平成元年)、

7、庚午(かのえうま・こうご1990年平成2年)、

8、辛未(かのとひつじ・しんび1991年平成3年)、

9、壬申(みずのえさる・じんしん1992年平成4年)、

10、癸酉(みずのととり・きゆう1993年平成5年)、

11、甲戌(きのえねいぬ・こうじゅつ1994年平成6年)、

12、乙亥(きのとい・おつがい1995年平成7年)、

13、丙子(ひのえね・へいし1996年平成8年)、

14、丁丑(ひのとうし・ていちゅう1997年平成9年)、

15、戊寅(つちのえとら・ぼいん1998年平成10年)、

16、己卯(つちのとう・きぼう1999年平成11年)、

17、庚辰(かのえたつ・こうしん2000年平成12年)、

18、辛巳(かのとみ・しんし2001年平成13年21世紀)、

19、壬午(みずのえうま・じんご2002年平成14年)、

20、癸未(みずのとひつじ・きび2003年平成15年)、

21、甲申(きのえさる・こうしん2004年平成16年)、

22、乙酉(きのとさる・おつゆう2005年平成17年)、

23、丙戌(ひのえいぬ・へいじゅつ2006年平成18年)、

24、丁亥(ひのとい・ていがい2007年平成19年)、

25、戊子(つちのえね・ぼし2008年平成20年)、

26、己丑(つちのとう・きちゅう2009年平成21年)、

27、庚寅(かのえとら・こういん、2010年平成22年)、

28、辛卯(かのとう・しんぼう、2011年平成23年)、

29、壬辰(みずのえたつ・じんしん2012年平成24年)、

30、癸巳(みずのとみ・きし2013年平成25年)、

31、甲午(2014年)、32、乙未、33、丙申、34、丁酉、35、戊戌、36己亥、37、庚子、38、辛丑、39、壬寅、40、癸卯

41、甲辰(2024年)、42、乙巳、43、丙午(ひのえうま、へいご2026年)、44、丁未、45、戊申、46、己酉、47、庚戌、48、辛亥、49、壬子、50、癸丑、

51、甲寅(2034年)、52、乙卯、53、丙辰、54、丁巳、55、戊午、56、己未、57、庚申、58、辛酉、59、壬戌、60、癸亥(2043年)。

来年の干支辛卯(かのとう・しんぼう)は兔(うさぎ)年になります。

辛卯ですが、辛の文字はイレズミをする道具「鍼(はり)」を表しています。卯は馬の「くつわかがみ」だろうとされる説もあるようです。

語源から鍼は刃物の意から成熟した植物を切り取る時期ともとらえられるようです。

広辞苑では、辛(しん)は十干の第8「かのと」とそっけないものです。からい(辛い)と読んで鹹い(からい)

卯(ぼう)は十二支の一。う。「う」でも十二支の第四、東の方角、昔の時刻6時頃です。

又兔は福徳そなわり、性質まことに温厚で愛嬌もあり、交際巧みです。容易に怒ることがないので、人との強調面は云う事なし、其の面からの立身がありましょう。が、しばし自分の口から災いの種を・・など「初心者のためのこよみと運命学入門」にあります。

十干十二支は、古代中国の占いに使われた事のようです。

兔年のうさぎの故事、ことわざ

兔の角論  無益な議論

兔の上り坂  

兔の昼ね  兔と亀の話しの油断

株を守りて兔を待つ

二兎を追う者は一兔をも得ず

始めは処女の如く後は脱兎の如し

| | コメント (0)

« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »