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2011年11月22日 (火)

極意の秘歌(19首目居合とはよわみ)

新庄藩の林崎新夢想流 秘歌之大事 十九首目

「居合とハよはみ計利て加つ物を 徒よみて勝ハ非加多也希利」

「居合とはよはみ計りてかつ物を つよみて勝は非がたなりけり」

* 「居合とは敵の弱みを推し量って勝ものだ 自分が強く出て勝ちを得ようとするのは道理に外れている」と直訳しました。

歌だけ詠んでいればそう間違いでもなさそうです。

居合と云うものは、自分の力だけを頼りにガンガン攻めるようでは奥義といえない、相手の不十分な所を瞬時に推し量って勝つもの。相手の技と心のありようを推し量って、勝ちを得るなどは、一人稽古の居合ではよほどの力量が無ければ稽古にもならないでしょう。

居合は人の為にするものではなく、たとえ見事に美しい動作であっても、それでは何の意味もないものでしょう。

場を想定し仮想敵の動きにより心までも想定する事です。そんなように私は此の歌を解釈してみました。

口伝などでお前の解釈は出鱈目と言われてもそれはそれです。もしどなたかの所に伝わっていればお教えください。

此の歌も、田宮流や下村派の古伝では見られませんが、新庄藩の林崎新夢想流には明治44年の伝書に見られます。

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