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2011年11月21日 (月)

極意の秘歌(18首目二人には)

新庄藩の林崎新夢想流 秘歌之大事十八首目

「二人尓ハ加多礼さ利介利忍刀尓て 剣尓恐礼て手ハ出さ利希里」

「二人にはかたれさりけり忍刀にて 剣に恐れて手は出さりけり」

「二人にはかたれきれけり忍刀にて 剣に恐れて手は出ざりけり」(伊藤先生読解)

* 是もサッパリ意味が解らない歌です。直訳すれば「二人には語ってあるが刀を忍ばせている 剣を恐れて手を出さない」でしょうか。

此の歌は秋田藩の林崎夢想流の伝書天明8年1788年にも「千金莫伝」の中に見られます。

明治44年の新庄藩の林崎新夢想流にも伝わっていますから、それなりに奥深い意味があるのでしょう。

「二人尓ハかた連さり介利忍刀 (リテ、にてか?) 剱尓恐れて手は出さ利介里」

田宮流にも下村派の古伝にも見えません。東北地方に残された秘歌なのでしょう。

上の句に深いわけがありそうです。

先ず何故「二人」に「かたれざりけり」なのでしょう。次の「忍刀」とは何でしょう。「忍」の文字ではないかもしれないなど空想がめぐります。やはり原本をみて文字の判読からやり直してみたり、伝書の全部を読み解いて、此の地方の林崎新夢想流を抜いて見なければわからないのでしょう。

歌とにらめっこして、こんな風に読み解いてみました。

「二人は充分話し合っても平行線で話しはつかない、ひたすら刀に手をかけず忍びこらえる その剣気に圧されてそれ以上手を出す事はない」

ご存知の方はお教えください。

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