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2014年3月12日 (水)

曽田本その2を読む8大森流居合抜方自叙行宗先生派2進退

曽田本その2を読む 

8、2大森流居合抜方(自叙 行宗先生派)

5、進退(八重垣 大江派、陰陽進退-陽進陰退のことなり)
正面に抜き付けたる時左膝を浮べ左足を踏み込むと同時に冠りて切り、刀を横に開き納刀暫時左足を引き付くる也此の時敵又切り込み来るを左足を引き右脛を囲い冠りて切る也(脛囲の時抜き放ちても苦からず)同断

*八重垣と云う業名は明治以降に大江先生が改変された際に命名されたものでしょう。
曽田先生が書写した古伝神傳流秘書の大森流之事では「陽進陰退」です。木村栄寿先生のものは「陰陽進退」です。

陰陽進退
「初右足を踏出し抜付左を踏込み打込み開き又左を引て抜付跡ははじめに同じ」

陽進陰退
「初め右足を踏出し抜付け左を踏込んで打込み開き納又左を引て抜付け跡初本に同じ」

ほぼ同じものでしょう。

*行宗先生の「進退」は古伝と同じと思われますが( 脛囲の時抜き放ちても苦からず)とあって現代居合の夢想神伝流の仕方が組み込まれています。

正面に座す敵に右足を踏込んで抜付けた、敵不十分で後退する処、左膝を浮かべ踏み込むと同時に振り冠って左足を踏込み斬り下す。
十分と見て刀を横に開き納刀する。暫時左足を右足に引き付け来る時、敵又右足に斬り込み来るを左足を後ろに引いて刀を抜き放ち右脛を囲い敵刀を受け払い、上段に振り冠って斬り下す。(この脛囲いの時、抜打ちに切るのも有)、血振り納刀同断。

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