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2014年5月31日 (土)

曽田本その2を読むの2の4英信流大小詰8山影詰

曽田本その2を読むの2

4、英信流大小詰

8.山影詰
打は仕の後に座して後より組み付其の時は仕は頭を敵の顔面に当て敵ひるむ隙きに我が刀を抜きて打の組みたる手を切る也

◎後より組付頭にて一当てして仰向にそりかえる(五藤先生手記)

*大小詰の打の配置は、前3本(抱詰、骨防、胸捕)・右2本(柄留、右伏)・左2本(小手留、左伏)・後1本(山影詰)と打が居合膝に座すわけです。
殿中での収容人数の目安は、畳一枚に二人だそうです。膝と膝の間隔はおよそ二尺(60cm)でしょう。後ろに座す打は、もっと近いかも知れません。

打は仕の後に座している、打は腰を上げて仕の両腕を制する様に組み付き、手を組む。其の時仕は、打の顔面に後頭部を打ち当て、打が一瞬怯む隙に、腰を上げつつ太刀を抜きかけ反り返って打の組んでいる手に斬り付ける。

反り返って斬り付ける、斬り付けて反り返る、状況から最も有効な方法を即座に選択するのでしょう。
組み手に斬り付ければ、打は即座に組み手を放して引くか、斬り付けが浅ければ手をほどくや何かしてくると思います。

古伝神傳流秘書大小詰「山影詰」
「是は後より相手組を刀を抜き懸其手を切ると一拍子に我も共に後へ倒るゝ也。」

*曽田先生の大小詰「山影詰」に古伝の心持を加えれば完璧になりそうです。
組み付かれたら、頭で打の顔面を打ち付け、打の怯む隙に即座に刀を抜き懸け打の手を切ると一拍子に後へ浴びせ倒す。

大小詰は今回で終了です、次回から大小立詰です。

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