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2014年5月 4日 (日)

曽田本その2を読むの2英信流詰合之位2拳取

曽田本その2を読むの2

2、英信流詰合之位(重信流居合口伝書真詰合位)

2.拳取(仕打 納刀)
(伝書に擧取とあり誤ならん 曽田メモ)
是も同じく詰合て坐しさかさまに抜合すこと前同様也、我其儘左の足を踏み込み、敵の右手首を左手にて押へる也。後同断(血振納刀)

*拳取を擧取と伝書には書いてある、文字の間違いだろうと曽田先生は云っています)
「擧」はあがる、あげる。「拳」はこぶし。
是は一本目の発早と同様、詰め合って座し、左足を引いて逆さまに抜合わせ、我は左足を敵の右足の側面に踏込み敵の右手首を左手で制して、柄を腰に切先を敵の胸に付け勝、血振り納刀する。

古伝神傳流秘書詰合「拳取」
「前の如く楽々足を退抜付我が左の手にて相手の右の拳を取り制す也」

*拳の制し方は師伝によりいろいろある様です。
簡単なのは、敵の甲側右手首を左手の拇指で押さえ握り込み下へ押し下す。
敵の右手の甲に左手拇指を押し付け四指を掌に付けて捻り下へ押し込み下す。
拳を取るきっかけは、打が退かんとする起こりを捉えて素早く付け入って行く事、
ポイントは拳を制するや打の態勢を前に崩し打の刀を制して胸を突く事

見ていますと、順番通りに仕が一方的に打を制しています。先の取り合いとは打の仕懸けに乗じて取るものでしょう、相手の動きを無視して仕の順番ばかり優先ではいくら稽古を積んでも気を読む事も機に乗ずることも無く、何ら上達する事にはならないでしょう。

この拳取は立業の太刀打之事では「附入」と云う呼称を貰っています。
「抜合せ相手後へ引かむとするを附入り左の手にて拳を取る・・」

詰合では附け入る事を充分出来るようになったとして、次のポイントは敵を制する手法を深く学ぶことでしょう。

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