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2014年5月25日 (日)

曽田本その2を読むの2の4英信流大小詰2骨防

曽田本その2を読むの2

 4、英信流大小詰

 2.骨防(ほねもぎ 曽田メモ)
互に対座打は両手にて仕の柄を握る仕は右拳を顔にあて其のひるむときに乗じ右足を柄越しにまたぎ右足内側より右手を柄に添え右足にて敵の両手を押払うと同時に防(もぎ)取る也此の時敵は我右脇へ匍い倒る

◎向うて居る両手にて柄を押し付る時直ぐに右手にて面へ当て其虚に乗り右足を踏み込み柄へ手をかけもぐ(五藤先生手記)

*古伝神傳流秘書大小詰「骨防扱(ほねもぎ)」
「立合の骨防返しに同じ故常になし」

*この大小詰は居合膝による坐業です。立合いですから「大小立詰」にある「骨防返」の事でしょう。
「相懸りに懸りて相手我刀の柄を留めたる時我右の手にて柄頭を取り振りもぐなり」

*古伝は立業の「骨防返」と同じと云って、常の稽古では立業の大小立詰の方で稽古するのでしょう。

打が柄を両手で掴んで、抜かさない様にするので、仕は右手で柄頭を握って、左手は鍔を押さえて、上に振り上げ振りもぐ。或は右か左に振って振りもぐ。
柄が自由になれば後は居合抜きで制するわけです。

曽田先生の手附では、対座する時、打が身を乗り出して両手で仕の柄を握って押さえるので、仕は右拳で打の顔面人中或は眉間を打ち、打が怯むところを、腰を上げ左足爪立って、右足を柄越しにまたぎ右足で打の両手を押さえつけて、同時に右足の内側から右手で柄を握って柄を振りもぎ、打を仕の右側に腹這いに倒す。

柄をまたぐのは打の柄を押さえている両手をまたぎ越える事になります。
随分複雑な動作をさせています。
古伝はそこへ行くと、柄頭を握って振りもぐだけです。立業ではこれで有効でしょう。
座業では、鐺が床に当たって振りもぐのが厄介です、工夫の一つが敵を顔面打ちして怯ませる事、それでも駄目なら、右足を踏み込んで足で敵手を押しのけもぎ取る。

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