« 曽田本その2を読むの2英信流詰合之位5鱗形 | トップページ | 曽田本その2を読むの2の2英信流詰合之位7燕返 »

2014年5月 8日 (木)

曽田本その2を読むの2の2英信流詰合之位6位弛

曽田本その2を読むの2

 2、英信流詰合之位((重信流居合口伝書詰合位)

 6.位弛(仕座納刀 打左上段)
是は敵は立ち我は坐する也、敵は太刀を抜てかむる、我は鞘に納めて右片ひざ立て坐する也、敵スカスカと来て拝み打に打也、我其時あたる位にてすっかりと立ち其儘左足を一足引きて抜、敵に空を打たせ同時に右足を一足踏み込み面へ切り込み勝也。

古伝神傳流秘書の詰合「位弛」
「我居合膝に坐したる所へ敵歩み来りて打込むを立さまに外し抜打に切る或は前の如く抜合たる時相手より打を我も太刀を上へはずし真向へ打込み勝

*この業は大森流の逆刀の組太刀版でしょう。「向より切て懸るを先々に廻り抜打に切・・」
位弛の読みは「くらいゆるみ」でしょう。弛は「はずし」でしょう。

打は鱗形が終了するや、納刀して五歩下り、仕は其の位置で納刀して居合膝に坐す、打は刀を抜き左上段に取りスカスカと間境を越えるや右足を踏み込んで仕の真向に打ち下す、仕は刀に手を懸け物打ちまで抜出し爪先立って間合いを計り、打が真向打ち込むや左足右足と立上りつつ後ろに退き、刀を頭上より左肩を覆う様に抜き取り、打の真向打ち下しを外し、右手を返すや双手上段に振り冠って右足を踏込み打の真向に打ち下す。

大森流の「逆刀」、大江先生の正座の部の「附込」でしょう。
太刀打之位の「月影」の打が真向に打込むのを仕は右下段から突き上げて摺り上げて外す運剣も稽古しておきたいところです。
打の打ち込みを充分引き付けて外す緊張する業です。

|

« 曽田本その2を読むの2英信流詰合之位5鱗形 | トップページ | 曽田本その2を読むの2の2英信流詰合之位7燕返 »

曽田本その2を読むの2」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 曽田本その2を読むの2英信流詰合之位5鱗形 | トップページ | 曽田本その2を読むの2の2英信流詰合之位7燕返 »