« 曽田本その2を読むの2の3英信流太刀打之位8独妙剣 | トップページ | 曽田本その2を読むの2の3英信流太刀打之位10打込一本 »

2014年5月22日 (木)

曽田本その2を読むの2の3英信流太刀打之位9心明剣

曽田本その2を読むの2

3、英信流太刀打之位

9.心明剣(仕納刀 打上段)(心妙剣ともあり(山川先生伝書))
是も相掛にても相手待ちかけても苦からず敵は真向へかむり我鞘に納てスカスカと行也其時我片手にて十文字に請る也其儘に敵引也すぐに我打込み勝也気合大事也云々最後に打込む時は敵の刀を押し除ける様にして左足を踏み込み敵の首根に打ち込む也

*古伝神傳流秘書太刀打之事では心妙剣と云う業です。
相懸也打太刀打込を抜なりに請て打込み勝也打込む時相手の刀をおしのける業あるべし

相掛でも、打は待ち掛けてもいい。打は真向に冠りですから、上段で打が突っ立って居る所へ仕がのこのこ納刀したままで間に入るのも何か納得できないので、相掛の方が性に合います。
間に入ると打が真向に打ち込んで来るのを抜くなりに片手で十文字に請ける。十文字請けですが敵の刀を直角に請けるばかりが十文字請けでは無く、敵の刀とバッテンに請け交点があるのが十文字請け位に大らかにしかし、ここは請け流しもしませんし、摺り落としもしません、抜くなりに片手でがっちり受けるのです。
受け止められて打が退く処を、仕は左手を柄に添えて刀を押しのける様にし乍ら左足を左斜め前に踏み込み、同時に刀を右から振り冠って上段に取るや真向に打ち下す。

打が退くのに合わせる様に押し退けて振り冠るのは、案外容易ですが、打が退く気配を見せない場合は右入り身に素早くなって同時に左に打の刀を摺り落して上段に振り冠って左足を踏み込んで斬り下す、請けて流す事も研究して置くと有効です。
いずれにしても片手抜請けに請けるや打ち込む業となります。

|

« 曽田本その2を読むの2の3英信流太刀打之位8独妙剣 | トップページ | 曽田本その2を読むの2の3英信流太刀打之位10打込一本 »

曽田本その2を読むの2」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 曽田本その2を読むの2の3英信流太刀打之位8独妙剣 | トップページ | 曽田本その2を読むの2の3英信流太刀打之位10打込一本 »