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2014年5月13日 (火)

曽田本その2を読むの2の2英信流詰合之位11討込

曽田本その2を読むの2

2、英信流詰合之位(重信流居合口伝真詰合位)

11.討込(仕打 中段(伝書にはなし)(留の打なり)
右真之詰合十一本気合極大事口伝有。
仕打中段 双方真向に打ち込み物打を合わすなり。

*古伝神傳流秘書の詰合は霞剣迄の十本です。本当の詰合はこの討込を入れて十一本だと曽田先生は云います。気合を入れて行う事が大事だと口伝にあるとおっしゃいます。

仕打中段からスカスカと歩より、双方間境で上段に振り冠って真向に打込み物打を合す。
じり、じりと退いて中段となり、双方離れて血振り納刀して終る。

この業も真向打ち合です。
詰合之位では、真向打ち合わせが、柄砕・水月・霞剣と三本続くのですから最後に討込で四本目の真向打ち合わせは無くとも良いのでしょう。
仕組みの締めから討込の業は「留の打なり」でやりたくなるものです。

居合の仕組(組太刀)は、演武会の出し物であったり、演じる事での優位性を誇示するものでも無いはずです。
従って、真剣を以て打ち合う見せものではないでしょう。土佐の居合の仕組みは敵刀を刃で請ける業も多く、鞘付木刀を以て正しい刃筋で積極的に打ち合うべきものです。

受け損じれば大怪我をする可能性が高いので寸止めの稽古や、間と間合いについては充分体がわかるまで基礎的認識は身に着けるべきでしょう。
初心の内は少し遠い間合いで、覚えて行くなどの工夫も居るでしょう。
使用する木刀も、軽いものを使って、形や手の内をしっかり身に着けるのが良いものです。
居合で真剣を抜かれる方は双方真剣で、刀が当たらない距離に離れて、運剣と刃筋を認識し合うなども稽古法に取り入れても理解できることが多くあります。

何時も同じ相手とのなれ合いなど何が目的なのか知れています、まったく初めての人との稽古、身体的差の違いも克服して稽古となるものでしょう。
師伝の違う方とも打ち合って打込む位置や請け方の違いなども知れば形の素晴らしさが増してきます。

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