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2014年5月21日 (水)

曽田本その2を読むの2の3英信流太刀打之位8独妙剣

曽田本その2を読むの2

 3、英信流太刀打之位

 8.独妙剣(仕打 相八相)(山川先生のには絶妙剣とあり)
是も同じく抜也敵待ちかけても相かかりにても苦からず八相にかたぎスカスカと行場合にて打込也其時敵十文字に請て又我真向へ打込也其時我又本の儘にて請け面へ摺り込み勝也
我請たる時は左手を刀峯に当て次に摺り込み勝也
五歩退き納刀次に移る

*この業名も古伝の絶妙剣と入れ替わっています。
相八相でスカスカ歩み行き、仕は真向に打ち下すところ打は之を十文字に請け留める、透かさず打が仕の真向に打込んで来るのを仕は其の儘十文字に左手を刀の峯に添えて請け摺り込んで打の面に詰める。

十文字請けをするや、左足を左前に踏込み同時に体を右に開き敵刀を摺り落とし敵の面に突き込む。

敵刀を請けるや一拍子で摺り落とし詰める稽古を積む処でしょう。
十文字に受けた交点をずらさずに摺り落します。

古伝神傳流秘書太刀打之事「絶妙剣」
「高山に構え行て打込み打太刀より亦打込を請て相手の面へ摺り込み相手肩へ取る(請くる時は切先に手をそえ頭の上にて十文字に請け留むるなり)

*古伝では、打は真向打込んだところ、十文字請けされ、はっとする処を摺り落される様にしたいのですが、此処は打が十文字請けされ即座に八相に取って打込まんとするところ、仕は透かさず打の面へ摺り込んで行くとも取れます。
形は如何様の変化もあり得るでしょうし、それでなくてはならないと云うのでは、実用にはなりません。

是は詰合之位の五本目鱗形(2014年5月7日)の立業ともとれます。
英信流詰合之位「鱗形」
「坐り方同前左足を一足引きて抜合す也、其時敵すぐに我面へ上より打つ也、我もすぐに太刀の切先へ左の手を添えて十文字に請て左の足を踏み込み摺込み勝也刀を合せ血振い納刀」

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