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2014年5月12日 (月)

曽田本その2を読むの2の2英信流詰合之位10霞剱

曽田本その2を読むの2

 2、英信流詰合之位(重信流居合口伝書真詰合位)

 10.霞剱(仕打 中段)
是も互に立合也、敵待ちかけても苦からず、互に青眼の儘スカスカと行き、場合にて互に拝み打に討也、互に太刀の物打ちのあたり合たる所を(中段に直る 曽田メモ)我其儘左足を踏み込み裏より払い面へ勝也。

古伝神傳流秘書詰合霞剱
「眼関落しの如く打合せたる時相手引かんとするを裏よりはり込み真甲へ打込み勝亦打込まずして冠りて跡を勝も有り

*古伝は短い文章の中にその業のポイントをしっかり入れています。
現代風のマニュアル化していない大らかさがあります。
稽古する者に工夫をさせることも意識したのか、他流に漏れても動作がわからない様にして置いたのか、書いてない処は師匠の飯の種だったり・・・。

この業は、双方青眼に構え、スカスカと相懸りに歩み行き、間境で上段に振り冠り右足を踏み込んで真向に打ち下し物打を合わせ、右足を引いて左足に引き付け、双方中段となって物打ちを合わせる、打が退かんと左足を退く処、仕は左足を踏み込み裏から打の刀を張込み上段に冠って真向に打込む、或は上段に構えて勝を示す。

ここは打が退かんとする気をとらえて透かさず踏み込むのか、打が退こうと左足を動かす機を捉えて踏み込むのか。
気を捉えると云えば極意の業ですが、一方的な動作になるでしょう。
矢張り機を捉える中に気を捉えられるようになればと思うのですが、したり顔の人から「申し合わせの形だから」とそっけないものです。

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