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2014年6月 5日 (木)

曽田本その2を読むの2の5英信流大小立詰5蜻蜓返

曽田本その2を読むの2

5、英信流大小立詰

5.蜻蜒返
打は仕の後より仕の手首を後に引き鐺を前に押す直ちに右足を以って掬い中に入る也
(中に入るとは上から逆に横抱きにすることならん 曽田メモ)

◎後ろより右の手首をおさへ跡へ引左手鐺をおさへ前へおす時中へ入る

(鐺を後に引き右手首を前に押したる時は此の反対となる也)

*この業は文章だけで演じようとすると厄介です。
打が後から来て、仕の右手首を掴んで後ろに引き、更に左手で鐺を掴んで前へ押し込んで抜かさない様にするので、それに応じて仕は右足を打の右足に懸け投げ倒す。

古伝神傳流秘書大小立詰「蜻蛉返」
「相手後より来り我が右の手を取り刀の鐺を取り背中に押付られたる時其儘後へしさり中に入り倒す。

*古伝は、解りやすいように感じます。
打が後より来て仕の右手を取る、左手で鐺を取り仕の背中に押付けて来るのを機に、仕は右足を後へ踏込み打に密着して打の右足に掛け投げ倒す。
打が仕の右手を後ろに引き、鐺を背中に押付けるのですから、体は右廻りしやすくなるでしょう。
如何なる場合でも鍔に手を掛ける事は基本でしょうから、此処でも敵の害意を察して左手鍔、右手は柄に掛けその上で敵の攻撃に会うとしたいと思います。

蜻蛉は「とんぼ・せいれい」
蜻蜓は「せいてい・とんぼ」
蜻蛤は「せいこう・?」蛤は(はまぐり)でしょう。

「とんぼ」は色々の呼び名や文字が当てられています。我が国は「秋津島(あきつ)」
雄略天皇が吉野の阿岐豆野で狩りをなされた時、アブが腕を刺したのをトンボが来てそのアブをくわえて行ったという故事から、トンボを「勝虫」ともいう。

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