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2014年7月 1日 (火)

曽田本その2を読むの3の2目録の3上意之大事の12手之内

曽田本その2を読むの3

2、無双直伝英信流居合目録の3上意之大事

12.手之内
立業 切り捨てにて前進む(総留ならん)

*この手之内の手附は、曽田先生は書き写して置きながら塗りつぶしています。ようやく読んでみたのですが、塗りつぶす理由は解りませんが、英信流居合目録秘訣とは大分異なる内容です。曽田先生も何か疑問を持たれたのかも知れません。

(総留ならん)とコメントしたのは曽田先生です。
その前に英信流居合目録秘訣の上意之大事「手之内」を読んでみます。
「敵と刀を打ち合わするに合刀せずと云う事なし其合刀したる所にて敵の拳を押えて突くべし」

敵が打込んで来るので太刀にて打ち合わせる、或は打込んだ時敵が太刀で受ける事を「合刀」と云ったのでしょう、読みは「合わせ刀・刀を合す」。その打ち合う時に刀が合う処から敵の拳を押えて突くべし。と心得を述べられています。

業は仕組(組太刀)の太刀打之位の独妙剣や詰合之位の鱗型にも見られます。摺り込んだり、摺り落したりですが現代居合では見られないものでしょう。
全居連では刀法の5本目切先返しなどはそれに近いでしょう。

それにしても、この土居亀江が伝授された目録の「手之内」の手附は抜けだらけです。「切り捨てて前に進む」のですからそれらしき古伝を神傳流秘書の抜刀心持之事から探して見ます。
業名では「ククリ捨」と云うのがあるのですが内容が書かれていないので不明です。
「放打」が大江先生の「惣留」に相当します。
「放打:行内片手打に切納ては又切数きわまりなし」
この「放打」かも知れません。

「手之内」の業名と手附がアンマッチの感が否めません。
手之内・輪之内・十文字が並んで目録に乗せられています、これらは「別の事ならず」とありますから順を追って勉強しながら稽古して見ましょう。

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