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2014年7月28日 (月)

曽田本その2を読むの4曽田メモの6メモの1神道無念流

曽田本その2を読むの4曽田メモの6メモの1神道無念流

武道叢書
神道無念流
野州の産にして天明年中の人也始上善大夫と号し田中権内に一円流刀術を学びて其の妙を得後諸州を修行し信州に至り飯綱権現に祈り遂に奥旨を悟り自ら神道無念流と号す。

*武道叢書とは恐らく武術叢書の写し違いでしょう。曽田先生はそこから抜粋されたのでしょう。

新選武術流祖録の刀術の内から神道無念流
「福井兵右衛門嘉平
野州の産而天明中の人也、始川上善大夫と号す、田中権内に一円流刀術を学び其妙を得る、後諸州に修行し信州に至り、飯綱権現に祈り遂に奥旨を悟、自ら神道無念流と号し特に戸崎熊太郎輝芳絶妙を得て東部に於いて大鳴す、其門若干、岡田十松傑出たり」

*これが原文の読み下しです。
中山博道先生はこの神道無念流を根岸信五郎に入門しています。
この曽田本のメモ書きは、博道先生と神道無念流が気になったのでしょう。

新選武術流祖録は著者及び発行年月無しと云うものですが、天保14年(1843年)版行とされています。

武術叢書は、国書刊行会編になるもので、大正4年に刊行されたものです。
武術叢書の目次を紹介しておきます。
・本朝武芸小伝
・日本中興武術系譜略
・新選武術流祖録
・撃剣叢談
・不動智
・大阿記
・兵法三五箇条
・五輪の書
・圓明流剣法書
・剣法夕霧先生相伝
・一刀斎先生剣法書
・柳生流新秘抄
・天狗藝術論
・本識三問答附運籌流剣術要領
・剣術不識編
・剣説
・剣徴
・常静子剣談
・剣攷(けんこう)
・剣法略記附副言
・剣法撃刺論

*高野佐三郎の剣道は大正4年の発行です。
山田次郎吉の剣道集義が大正12年、日本剣道史が大正14年発行。
下川 潮の剣道の発達が大正14年発行です。
この武術叢書は大正4年ですから10年程早いものでしょう。
資料の多くは山田次郎吉収蔵から得ている様です。

資料集めを始めた曽田先生の時代は、武術関係の書物が幕開けとなって、旺盛な知識欲に駆られて読み漁った事でしょう。

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