« 曽田本その2を読むの3の2目録の4極意之大事の6火村風 | トップページ | 曽田本その2を読むの3の2目録の4極意之大事の8遠方近所 »

2014年7月10日 (木)

曽田本その2を読むの3の2目録の4極意之大事の7鉄石

曽田本その2を読むの3

 2、無双直伝英信流居合目録の4極意之大事

7.鉄石

*ここも何の解説もありません。

古伝英信流居合目録秘訣極意之大事「鉄石」
「旅抔にて気遣しき所を通るには石を袂に入れて行くべし尤も是に限らず用心を為して行先は必石を袂に入行くべし時に取って是を打作る也座上にても鉄石の心得有あの者を切らんと思う時は其者の膝本のたたみ抔をはたと敲くときは夫に気をうつす也其所を切れば安き者也」

旅などの時にどうもいやな予感がすると云うような所を通るには、石を袂に入れて行くべきである。
尤も旅に限らず、用心をして行かなければと思う行き先には必ず石を袂に入れて行くべし、時に取って、是を打ち付けるものである。
会談などの座上でも鉄石の心得を持つもので、あの者を切らんと思う時はその者の膝本の畳などを「ハタ」と叩き相手がそれに気を移す所を切れば容易に斬れるものである。

*この極意之大事に至っては、正に孫子の「兵は奇道也」です。
目的を達するには、細心の注意と誰も思っても見ない、状況を作り出し目的を果たすものでしょう。
綺麗ごとにばかりに、夢を見ている武道修行者には違和感のある部分かも知れません。
然し多かれ少なかれ、日常のビジネス活動にも要求される心得でしょう。

刀を持って戦う事は勿論、生か死を見つめる事の乏しいこの時代、武士道を美化して見るのも仕方のない事かも知れません。

|

« 曽田本その2を読むの3の2目録の4極意之大事の6火村風 | トップページ | 曽田本その2を読むの3の2目録の4極意之大事の8遠方近所 »

曽田本その2を読むの3」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 曽田本その2を読むの3の2目録の4極意之大事の6火村風 | トップページ | 曽田本その2を読むの3の2目録の4極意之大事の8遠方近所 »