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2014年8月23日 (土)

曽田本その2を読むの4曽田メモの8神道無念流居合六本目

曽田本その2を読むの4曽田メモの8神道無念流六本目

意義
前方左方の敵に対するも左方の敵、最初我に近寄り過ぎた為めに進出して切ること能わず、従て其場に於いて切り、次で敵後ろに倒るゝを以て其儘進んで残心を示す。

動作

第1.一本目第1.動に同じ。
(一本目第1.動 右足より前進し二歩目左足にて柄を握り三歩目右足を出すと同時に抜刀(此の時左手で鞘を前方に出す気持ちを加え後方に振り上げ上体を左斜めにして十字形をなし左足は右足につれ前方に送り左足先を右踵に接する如くする)敵の右前肘を下より切り上ぐ。

第2.右足を軸として左向きとなり左正面を切る。

第3.次に右足を左足に揃え上段となり右足にて切る。

第4.次に中段の儘左足より二歩進む。

第5.上段の残心を示し

第6.青眼に直り納刀。

*敵を正面と左方に受けての攻防です。
正面の敵が切り込んで来るので、右足より前進し、左足出る時右手を柄に掛け、右足を踏み込んで前敵の右前肘を下から切上げ右足に左足を引き付ける。

右足を軸に左方の敵に左廻りに振り向くが、左方の敵が近寄り過ぎたために、踏み込んで切るには間が近すぎる、其の儘の足踏みで左敵の正面に斬り下す。

左方の敵切られて後退するのを、右足を左足に踏み揃え上段に構え、右足を踏み込んで後退する左方の敵を再び切り下す。

敵、倒れる処、斬り下した中段の儘、左足、右足と進み上段に構え残心を示し、その足踏みの儘、青眼に直り右足を後ろ足の左足に引き付けると同時に刀を左肩に担ぎ、左手は鯉口を持ち刀の鎺近くを左手拇指と食指で挟み、右手は逆手に持ち替え拇指を柄頭に向け他の指は柄下より鍔を持ち、左足を後方に一歩引くと同時に右手を以て刀身を前下に引き刀尖を鯉口に持ち来たるや、右足を左足に引きつつ納刀する。

第2.動、第3.動と左方の敵は二度切り下す様に手附は有りますが、意義は左方の敵は踏み込まずに真向に切り下して倒している様に思えます。
左方の敵への第一刀が浅く、第二刀で倒すと考えられるとも云えます。

神道無念流の切上がここでも用いられています。一本目・三本目・五本目・六本目とすでに四本もあります。あと七本目・九本目・十本目・十一本目とありますから十二本中八本が切上げから始まるのです。

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