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2014年8月26日 (火)

曽田本その2を読むの4曽田メモの8神道無念流居合九本目

曽田本その2を読むの4曽田メモの8神道無念流居合九本目

意義
敵の抜かんとする前肘を切るも(一本目に同じ)敵之を弛し我胴を切り来るに対し体を変し切り倒す也

動作

第1.一本目第1.動に同じ
(一本目第1.右足より前進し2歩目左足にて柄を握り3歩目右足を出すと同時に抜刀(此の時左手で鞘を前方に出す気持を加え後方に振り上げ上体を左斜めにして十字形をなし左足は右足につれ前方に送り左足先を右踵に接する如くする)敵の右前肘を下より切り上ぐ。)

第2.上段のまま右足より2歩退き次に鎬を以て敵刀を下方に押へ敵我胴を切り来るを防ぐ如く刀を体の右前下方に持ち来る。此の時右足を左足に引きつく

第3.次に青眼に直りつゝ少し前進す此の時左足は右足につく如く送り敵を襲う気持ちなり

第4.次に切り返しをなす二本目第4.動に同じ
(二本目第4.両手で刀刃を上にし刀刃を以て敵の刀を払流し(此の時刀尖は其の位置にて左拳を刀尖よりやゝ上ぐ)同時に左手を中心に右肩より冠りつゝ左足を左前に踏み右足を左足の後に引き敵の右肩より八相に切り下ぐ。)

第5.納刀

*この立居合は之だけ十分に稽古すると相当、曽田先生の神道無念流の運剣動作を学べそうな気がします。

敵が刀を抜こうと正面より間境を越えんとする時、右足を踏み込んで左足を送り足に摺り込み、その抜かんとする敵の右前肘に切上に抜付けるも敵右足を引いて之を外す。

我れは空を切って切先を天に向け、右足、左足と引き上段に構える。
敵は間を積めながら右足を出しつつ刀を抜出す。
我は上段から下して敵刀を裏鎬を以て押さえる様にし、敵、我が胴を斬り払わんとするのを防ぐように、我が体の右前下に刀を下げつつ右足を後方の左足に引き付ける。

次に我は、刀を青眼に直しつゝ右足を少し前進させ左足も連れ足とし、隙あらば襲う気持ちを表す。

青眼構えから徐々に刀刃を上に向け、左手を切先より稍高くして敵喉元を突く如く構える。
敵、真向に打込んで来るところ、左手を上げて敵刀を刃を以て払い流し、同時に左足を左前に踏込み右足を左足の後方に摺り込むや右から刀を振り冠り、払い流されて前のめりになる敵の右肩に八相に切り下す。

この辺の動作は、居合と云うより抜刀後の剣術でしょう。

相手を意識しない一方的な空間刀法慣れした居合剣士には良い稽古業です。

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