« 曽田本その2を読むの4曽田メモの8神道無念流居合七本目 | トップページ | 曽田本その2を読むの4曽田メモの8神道無念流居合九本目 »

2014年8月25日 (月)

曽田本その2を読むの4曽田メモの8神道無念流居合八本目

曽田本その2を読むの4曽田メモの8神道無念流居合八本目

意義
勉めて敵に接して抜打するも敵後退するにより追詰めて切倒す也

動作

第1.其場にて抜刀右足一歩出し正面を切る。

第2.左足より二歩進んで切る。

第3.二本目第4動の如く切り返し
(二本目第4.動:両手で刀刃を上にし刀刃を以て敵の刀を払流し(此の時刀尖は其の位置にて左拳を刀尖よりやゝ上ぐ)同時に左手を中心に右肩より冠りつゝ左足を左前に踏み右足を左足の後に引き敵の右肩より八相に切り下ぐ。)

第4.納刀

*意義から見ると敵は前方に一人でしょう。
真向に振り冠って切り込み来るを、左足で間を越し右足を踏み込んで抜き打つ。此の抜き打ちは横一線の抜き付けか下からの切上げか指定されていません。英信流の剣士は横一線を瞬時に意識するでしょう。ここも下から敵右前肘を切り上げてみます。

敵、一瞬の間に右足を引いてこれを外し、後退するを、我れ左足を右足に引き付け上段となり、右足を踏み込んで切り下す。

敵、更に左足、右足と引いて後退するを、我左足、右足と二歩進んで上段より切下す。

敵、更に後退し振り冠る処、敵の喉元に切先を付け中段に構え刃を上向きに返し左手をやや切先より高くし、喉元を突かんと構える。

敵、真向に打ち下して来る処、我れ左手を上げて敵刀を右に払い流すや右肩より振り冠りつつ左足を左前に踏込み右足を左足の後方に摺り込んで敵の右肩より八相に切り下し勝。

左足を右足に引き付け同時に刀を左肩に担ぐように切先を上にして取り、左手で鯉口を握り、刀の鎺付近を左手拇指及び食指で挟み、右手を逆手に持ち替え右足を後方に引くと同時に柄を下前に引き切先鯉口に至るや左足を右足に踏み揃え同時に静かに納刀する。

*第1.動の抜き打ちも、切上げの連続にすると、さすが神道無念流ですが、横一線の英信流の抜き付けも有効です。
右足を踏込み抜き付けるや左足を追い足に詰める事を英信流の剣士は学んでおきませんとこの業は難しいでしょう。
第3.動の刀刃を上にして敵刀を払流す刀法は「突くぞと云う気構えで攻める事、相手に打込ませて払い流す後の先の勝ち口を身に着け、敵刀を流すや筋を替って反撃するところです。

英信流ならば一刀目の抜打ちが命ですが、神道無念流は立居合ではありますが、抜刀が全てでは無い処にポイントがありそうです。

|

« 曽田本その2を読むの4曽田メモの8神道無念流居合七本目 | トップページ | 曽田本その2を読むの4曽田メモの8神道無念流居合九本目 »

曽田本その2を読むの4」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 曽田本その2を読むの4曽田メモの8神道無念流居合七本目 | トップページ | 曽田本その2を読むの4曽田メモの8神道無念流居合九本目 »