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2014年8月17日 (日)

曽田本その2を読むの4曽田メモの8神道無念流居合終止

曽田本その2を読むの4曽田メモの8神道無念流居合終止の場合及び脱刀

第1.右手を以て刀を脱し右腰に持ち来りつつ蹲踞して敬礼す(開始の場合と同じ)

第2.起立して右足より3歩後退して立礼す。

*神道無念流居合の演武終了の礼式です。

順番から行くと、納刀が先に無ければならないのですが、曽田先生の手附は終止の礼式が前に有ります。是は開始の場合の礼式に対して終止の礼式を置いたのでしょう。

さっそく納刀法を稽古します。納刀は業毎に同じです。

刀の納め方
1.前の足を後足に引き付けると同時に刀を左肩に担ぐ如く持ち来たり左手は鯉口を持ち鞘を正しくす。

2.左手の拇指と食指とにて「はばき(鎺)」の近くを挟み右手の拇指は縁頭の近くを其の他の指は下より鍔及び柄を持つ。

3.左足を後方に一歩引くと同時に右手を以て刀身を前下に引き刀尖を鯉口の処に持ち来る。

4.右足を左足に引きつゝ刀身を鞘に納める。

*神道無念流居合には立居合しかありませんから、演武が終了しましたら其の位置で行います。

術の終了した時の後ろ足に前足を引付両足を揃え、同時に諸手で刀を左肩に担ぐように切先を上にして持ち来たるのです。血振りの様な動作は無さそうです。

*術の終了した時の足捌きは、此処では前足を後ろ脚に引き揃えていますが、中山博道遺稿集の立居合では、「術が完了した際、左足又は右足(後方に在った場合)を必ず前足に引き付ける・・」と足捌きが異なります。

切先を上に左肩に担ぐ形は無双直伝英信流正統会の22代宗家の推奨する正座の部「附込」の納刀の形と同じです。

左手は柄から離して鯉口を持ち、左手の拇指と食指で刀の鎺際を挟む様に持ちます。

右手は逆手に持ち替え拇指を縁頭の方に向け他の指は下から鍔及び柄を持つ。

ここの曽田先生の「右手の拇指は縁頭の近くを其の他の指は下より鍔及び柄を持つ」は拇指を縁頭に近くしますと不自然です。ここは鍔際で右手を逆手に持ち替えるでしょう。

納刀の構えが出来るや左足を後方に一歩引くと同時に右手を前下に引いて刀尖を鯉口に持ち来たり、切先が鯉口に入るや右足を左足に引き付けつつ刀身を鞘に納め、納め終ると同時に両足を揃えて起立する。以下脱刀終止の礼となる。

この納刀の足捌きは、例えば右足前で業が終われば、右足を一歩退いて左足に引き揃え刀を左肩に担ぎ、左足を一歩退いて切先を鯉口に持ち来たり、右足を一歩退いて左足に引き付け納刀を終る。
つごう3歩後方にさがり、起立して脱刀して刀を右腰に持ち来たりつつ蹲踞し左手を床に着いて礼。
立ち上がり右足より3歩退いて退場の礼をして終了です。

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