« 神傳流秘書を読む 1.抜刀心持引歌の9虎一足 | トップページ | 神傳流秘書を読む 1.抜刀心持引歌の11浮雲 »

2014年9月14日 (日)

神傳流秘書を読む 1.抜刀心持引歌の10稲妻

1神傳流秘書を読む

 1.抜刀心持引歌の10稲妻

 稲妻

 諸共に光と知れと稲妻の
         跡なる雷の響き知られず

*雷はピカッと光った後にゴロゴロと響き渡るので、音の聞こえてくる時間を推し測って近くに落ちたとか遠くに落ちたとか判断し、避難するタイミングを子供の頃から自然に覚えたものです。
随分古い話ですが、木曽駒ケ岳の山頂付近で、雷に見舞われました、それこそ光より音の方が速いと思った事がありました。
恐ろしい、怖いと言うよりもう覚悟してしまったのを思い出します。

この歌は稲妻の様子を歌ったもので、稲光の後に音がすると歌っています。
英信流の三本目稲妻にこじつけると、敵が上段から打込んで来るのを立ち上がり様刀を抜いて小手に抜打ちに切り付ける、ここが稲光の閃光の様に鋭く素早い処でしょう、即座に振り冠って真向に打ち下す処は後から追ってくる雷鳴でしょう。
敵は雷鳴を聞く猶予も無く両断されているのです。
この業を演ずる時あの恐ろしい山の雷を思い出している事も有ります。

英信流(立膝の部)三本目稲妻
剣理:正面に立て膝にて対座せる敵が立ち上がりざま、上段より我に斬り付けんとする其の甲手(両内甲手又は左内小手)に我れ斬り付け、直ちに真向に斬り下して勝つ意也。

|

« 神傳流秘書を読む 1.抜刀心持引歌の9虎一足 | トップページ | 神傳流秘書を読む 1.抜刀心持引歌の11浮雲 »

神傳流秘書14-2引歌及び伝来」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 神傳流秘書を読む 1.抜刀心持引歌の9虎一足 | トップページ | 神傳流秘書を読む 1.抜刀心持引歌の11浮雲 »