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2014年9月15日 (月)

神傳流秘書を読む 1.抜刀心持引歌の11浮雲

神傳流秘書を読む

1.抜刀心持引歌の11浮雲

 浮雲

 麓より吹上られし浮雲の
         四方の高根を立ちつゝむなり

*三河方面を訪れた時、この歌の様な景色によく出合いました。谷間から湧き出る様に雲が山頂を目指して吹き上げられて行きます。山頂付近は浮雲が集まって頂きが見えなくなってしまいます。

この歌と英信流(立膝の部)四本目浮雲をイメージするのですが、立膝から右側の敵が我が柄を取ろうとする手を避けて、ふわ~と立上り、敵が「しまった」と退がろうとするのに合わせて、足を踏みもじて抜き付けて行く。
其の時、勢いよく動作を付ければ敵は慌てて間を離れてしまいそうです。
ふわ~と仕留めるのが心理的にはよさそうです。などとごつごつ演じている人を見て思っています。
無理やり歌に合わせて見ても意味の無い事かも知れません。
お題頂戴して歌を詠んだと言うことも有りえます。
俳句の師匠から、情景に感動して詠むと「それがどうした」とつれない評価です。

英信流(立膝の部)四本目浮雲
剣理:正面に対して立膝にて左に向き、横列に並びて座し居たる右側二人目の敵が、立ち上りて一歩前に出でて我が方に振り向き、我が刀の柄を取りに来たらんとするを、我れ立ち上がりて左斜後方に左足を退き、其の敵の手を外して後、敵、後方へ退かんとするに乗じて其の胸部に斬り付け、右に引き倒し(引き廻し)上段より其の胴を両断して勝つ意也。

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