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2014年9月20日 (土)

神傳流秘書を読む 1.抜刀心持引歌の16瀧落

神傳流秘書を読む

1.抜刀心持引歌の16瀧落

 瀧落

 瀧津瀬の崩るゝ事の深ければ
            前に立添う者もなき哉

*流れ落ちる瀧の勢いに岩も削り取られ、落ちる瀧を阻む者も無い様だ。

瀧落は、座している処、後ろから鐺を取られたので、敵の手を振り捥いで、刀を抜くや振り向いて敵の胸部に刺突し真向に切り下ろす、という大技です。

敵に後ろから鐺を取られ静かに立ち上がる処は、緩い渓谷の流れで、そこから瀧の落ち口を一気に落ちるように敵の手を振り捥ぎ、刀を抜き出し後ろに反転し刺突する処は瀧の落下の如く怒涛の様に突き込んで行く・・留目は滝壺。

英信流(立膝の部)九本目瀧落
剣理:我れ後ろ向きに立膝にて座し居たる時、我が後方の敵が、我が刀の鐺を上より握りたるを、我れ立ち上がりながら、敵の握りたる拳より我が鐺を捥ぎ取りて、振り返りざま敵の胸部を刺突し倒るゝ処を真向より斬り下ろして勝つ意也。

*英信流の業歌は以上です。
歌の持つ響きや、情景を浮かべながら、英信流を抜くのも良いでしょうが、どうもぴったしこないのは、歌心を感じる感性の無さなのか、はたまた勝手な空間刀法に毒されているのか、歌と業を絡めた解説をされた先生はなさそうです。

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