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2014年11月 3日 (月)

神傳流秘書を読む 7.太刀合之棒五本目小鬢流

神傳流秘書を読む

7.太刀合之棒

 五本目小鬢流

 小鬢へ打懸る外先に同じ

*五本目は脛をなぐ、腰をなぐ、小手をはね上げる、小手を払い落すの次として小鬢へ打懸る技になります。

相手高山から遣方の左面に打込んで来る。遣方、右手を逆手にして左手の下方に持ち、右肩から廻して棒の下を上にして相手の打ち込みを右足を踏み込んで張る。
又、相手刀を上段に振り上げるところ、我は棒の先を右上に上げ左足を右足に引き付け透かさず右足を踏み出し相手の左小鬢に打ち懸ける。
相手之を右足を引いて外す。

又、相手、右面に打ち込んで来るを、右手を其の儘左手で棒を後ろに引いて左から廻し棒の下を上にして左足を踏み替え左半身になって相手の打ち込みを張る。
相手再び上段に振り上げるところ、即座に右足を左足に引き付け棒の先を左上に上げ左足を踏み込み相手の右小鬢に打ち懸ける。相手左足を引いて之を外す。

扨、引く相手を、棒を水車に取り廻し追込んで行く、相手態勢を整え真向に打込んで来るのを、我れ右身であれば「下にするを」は棒の先を少し下げておいて棒の先を相手の面に突き付ける心持で突き上げて張り込んで勝。

「小鬢に打懸る」ために、有効な棒の操作がいくつもありそうです。

これも英信流目録に残っています。
棒太刀合之位「小鬢流」
「是は鬢を打也跡回し前も同じ」

相手との間合いによって脚さばきは、踏み込み足、踏み替え、継足、追い足など、自由に捌く様にしても良いと思います。
体さばきも右身・左身足に連れ棒に連れさばいてみます。
棒の捌きも棒は上下何れにても有効に打つことが出来る武器ですから、太刀の様にも使えるし、棒の先を相手に付けたまま上下反転させることも出来、槍のように繰り出すこともできるる優れものです。

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