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2014年11月 9日 (日)

神傳流秘書を読む 8.詰合三本目岩浪

神傳流秘書を読む

8.詰合

三本目岩波

拳取りの通り相手より拳を取りたる時我よりも前の如く取り我が太刀を放し右の手にて敵のひじのかがみを取り左脇へ引たおす

*双方下に抜きつける処、今度は相手が先に我が拳を制してくる。
引き落とされる前に我も即座に相手の拳を取り、拳を取られた右手の太刀を放すと同時に右手を後ろに引くや相手の手を外し、相手の右手の肘のかがみに右手を付け左脇へ引き倒す。
後はどの様に制するかは指定がありません。顔面を、水月を、金的を拳で打つもあり、脇差を抜いて突くもありでしょう。

これも曽田先生による五藤孫兵衛正亮による業附口伝詰合之位「岩波」を見てみます。
「詰合て坐する也前の如く左の足一足引てさかさまに抜合せ敵よりすぐに我右手首を左の手にてとる也我其儘敵の右の手首を左の手にて取り右手を添えて我左脇へ引倒す也刀を合わせ血振い納刀
(遣方右手を添える時刀を放し直に相手のひじを取るなり 曽田メモ)

此の業を演ずるのを見ていますと、打太刀が遣方の右手首を先に取っているだけで、遣方が右手を取りに来るのを待っているような仕方がまま見られます。
ゆっくり順番通り稽古するのは当然ですが、打太刀が二本目の拳取の如く拳を取るや下に制されると、遣方は手も足も出ません。
遣方はどのタイミングで応じるのか、二本目の稽古を生かす事はできるのかなど課題を持ちませんと意味のない踊りです。
知ったかぶりで、「申し合わせだから」ではすまされ無いとても難しい業です。

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コメント

いつも勉強させて戴いております。

岩波ですが、打太刀が附入の如く入身で踏み込むと同時に、我遣方も入身で踏み込む。お互い踏み込む事で掴まれるのを躱せてしまい、右回りに立ち位置入れ替わっただけでにらみ合いになったりしてます。(笑)

玄さま
コメントありがとうございます。
双方躱し合って立ち位置の入れ替わりですか、今度やってみます。もう一度取合えば元の位置だったりして。
        ミツヒラ

投稿: 玄 | 2014年11月 9日 (日) 07時51分

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