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2014年11月17日 (月)

神傳流秘書を読む 9.大小詰序

神傳流秘書を読む

9.大小詰

 (是は業にあらざる故に前後もなく変化極りなし始終詰合組居合膝に坐す気のり如何様ともすべし先大むね此順にする)

 重信流

*序
詰合は、矢張り重信流と云う事で、奥の事として極意であるから格日(確実)に稽古するものと始めに有りました。
双方太刀を帯して居合膝に坐したる時の攻防、或は立っての攻防でした。
大小詰は相手は小太刀、我は太刀を帯します。

此の大小詰は、「是は業にあらざる故」と云います。是は業では無いと云うのはどの様な事をさすのか解りません。
刀を抜いて抜き打つ居合の業技法では無いと言うのでしょうか。内容から見て心得とは云い難いのですが、柔術でも剣術でも無く其の混合とでも言うのでしょうか。

「前後もなく変化極りなし」は順番はどうでもいいから前後して稽古しても、状況に応じて変化極まりないと考えて工夫しろと言う様です。

「始終詰合組居合膝に坐す」と座し方は双方詰合って組む。詰合うとは膝詰と云う様に双方の間隔は近く手を伸ばせば容易に相手の胸ぐらを掴める程でしょう。
居合膝の名称が出ていますが、どの様であったかは不明です。
片膝立ちした座仕方として置きます。此の頃すでに居合膝と云ったのか、この武術を習う人達の通称かも知れません。

そして、気のり次第にどの様にしても良いが、大むねこの伝書の順序で稽古すれば良い、と云って居ます。

詰合は双方太刀でした、この大小詰は打太刀は小太刀で、遣方は太刀を差しての攻防です。相手との間は近いもので膝頭で2尺位が妥当でしょう。

この大小詰も曽田先生による五藤孫兵衛正亮の業附口伝を参考に古伝をひも解いてみます。

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