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2014年12月29日 (月)

神傳流秘書を読む 12.抜刀心持之事十七・十八・十九本目抜打上中下

神傳流秘書を読む

12.抜刀心持之事

十七・十八・19・抜打 上中下

暇乞三本)格の低き者に対する黙礼の時等輩に対する礼の時目上の者に対する礼の時

 以上十九本

*曽田先生のメモで暇乞三本が抜打上中下と書き込まれています。上中下の三本でここまでゞ抜刀心持之事は十九本と云う事になります。

抜打上中下については自分より格が低い者へ、同輩の時、目上の時と有りますが特にどの様にするのか何もありません。
自分より「格の低き者に黙礼」ですから順次手を床に着く、頭を低く下げるなどの格式に応じた暇乞いの時の礼法が明確だったので、それに従い礼をした上で不意打ちを仕掛けたものと考えられます。

現代居合の暇乞その1、その2、その3の方法と変わらなかったと思います。
この暇乞については英信流居合目録秘訣では極意の大事の項目の始めに心得があります。
暇乞「仕物抔を云付られたる時抔其者之所へ行て四方山の咄抔をして其内に切べし隙無之ときは我が刀を取て又近日と立さまに鐺を以て突き倒し其儘引ぬいて突也又は亭主我を送て出るとき其透間を見て鐺にて突たおして其儘引ぬいて突くべし」

*これ等の暇乞の業は、極意の不意打と考えられ、決して相手に仕掛けられたから応じたという風にはとらえられません。戦国時代の風を引きずった業技法も残っていたのでしょう。

現代居合では「暇乞いは上意討ちとも称される。主命を帯びて使者に立ち、敬礼の姿勢より抜き打ちする意にして、彼我挨拶の際、彼の害ある動向を察知し、其の機先を制して行う刀法」とされています。

此処で抜刀心持之事十九本が終了しています。
如何した訳かこの後に後五本が述べられています。

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