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2015年1月20日 (火)

神傳流秘書を読む 13.夏原流和之事2立合九本目杉倒

神傳流秘書を読む

13.夏原流和之事

 2、立合

 九本目杉倒

 後より行て相手の両の肩を我が両の手にて取り腰を足にて踏みあおのけにかへす

*この業名は杉倒です。切り倒される杉の木を想像してしまいますが、杉にこの業をかけたら押しつぶされてしまいます。

後ろから相手の立つ所へスカスカと近寄り、相手の両肩に両手を掛けるや、腰に足を掛けて相手を仰のけに倒す。

立合は「皆相掛」ということですが、こゝでは我が方から一方的にしかも後ろから仕掛けて行きます。
何度も言いますが、古伝は決して相手の害意を察して機先を制するなどと言うものでは無さそうです。
勝機は逃さないのが兵法であって、戦う以前に戦わなければならない事が前提なのです。

柳生新陰流の但馬守の「兵法家伝書」の冒頭は、古にいへる事あり「兵は不祥の器なり。天道之を悪む。止むことを獲ずして之を用ゐる、是れ天道也」と、此のこと如何にと・・。

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