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2015年1月19日 (月)

神傳流秘書を読む 13.夏原流和之事2立合八本目打込

神傳流秘書を読む

13.夏原流和之事

 2、立合

 八本目打込

 気素に相手打込むを右の手にて請留うつむけに引たおし詰る

*気素の文字はどのように読んだらいいのでしょう。恐らく「けさ」袈裟でしょう。
しかしこのような当て字を書くべき意味があるとも思えません。
この打込は、相手が小太刀を抜いて袈裟懸けに切り込んでくるのを相手の右手首に右手で請けるや相手に付け入って左手で相手の肘のかがみを巻き込んで、右手で相手の手首を固め右廻りにうつむけに引き倒す。

河野先生の無双直伝英信流居合兵法叢書ではこの夏原流和之事立合「打込」の書き出しのを「気乗りに相手打込むを右の手にて請留伏向に引倒し詰る也」とされています。大江先生に続く大家の読みですからそうとも取れます。紛らわしい草書体に泣かされます。
元は曽田先生による神傳流秘書によります。
「うつむけ」を伏向と書き改めていますが意味は通じますが、漢字ならば俯けでしょう。
夏原流和之事を書き記した原書が出てこない限りこの業はお手上げです。

気分の乗った処で相手袈裟に打ち込んで来る。
気分の乗った処で相手右拳で我が顔面に打込んで来る。

何れにしても打ち込まれて、右手で請け留め、俯けに引き倒せれば正解でしょう。
古伝は大らかです。

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