« 良寛の般若心経 | トップページ | 神傳流秘書を読む 13.夏原流和之事3小具足四本目瀧返 »

2015年1月25日 (日)

神傳流秘書を読む 13.夏原流和之事3小具足三本目先手

神傳流秘書を読む

13.夏原流和之事

 3、小具足

 三本目先手 

前の如く胸を取我右の手にて相手の手首を取相手短刀を抜んとする処をすぐに右の手を相手の胸に押當足を込みてあおのけに倒す

*双方向かい合って爪先立って左の膝を付き右の膝を浮かせて八文字に座す時、相手が腰を上げて我が胸を前の劔當詰のように左の手で取る、我右の手で相手の左手首を取る。
相手は右手で短刀を抜こうと柄に手を掛けようとする処、我はすぐに右の手を相手の胸に押し当て、右足を踏み込んで相手を仰のけに倒す。

此の業も、相手の仕掛けてくる動作にすぐ応じて機を外さない事がポイントでしょう。
相手が短刀を抜こうと手を柄にかけるまでに踏み込むことが大切で、抜いてからでは当然のことながら危険です、「相手短刀を抜んとする処」です。
相手は左手で我が胸を取り右手で短刀を抜こうとしています。
我は相手の左手を右手で制し、尚且つ短刀を抜こうとする際再び右手で相手の胸に押し当てて居ます。
左手が役に立って居ません。
左手は相手の小太刀の柄又は柄を取った相手の右手を制し相手の柄を押し付けるのでしょう。
業名は「先手」です。これは、せんしゅ・さきて・せんて、何れが正しい読み方でしょう。

|

« 良寛の般若心経 | トップページ | 神傳流秘書を読む 13.夏原流和之事3小具足四本目瀧返 »

神傳流秘書14‐9夏原流和之事」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 良寛の般若心経 | トップページ | 神傳流秘書を読む 13.夏原流和之事3小具足四本目瀧返 »