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2015年1月27日 (火)

神傳流秘書を読む 13.夏原流和之事3小具足五本目繰返

神傳流秘書を読む

13.夏原流和之事

 3、小具足

 五本目繰返

 又前の如く手首を留たる時相手短刀を抜て打込を右の手にて留其手を相手の額に押當あおのけにねじたおす

*また前の様に、相手が腰を上げて右足を踏み出し我が胸を左手で取るので、我も右足を踏み出し左手で相手の左手首を取る。
相手右手で短刀を抜出し、上から頭上に打ち込んで来るのを、我右手で相手の短刀を持つ右手首に当て制するや相手の右手首を取って相手の額に押し当て左手を引き込み相手を仰向けにねじ倒す。

この繰返は手の左右の裁きが書かれていませんが、「相手短刀を抜て打込むを右の手にて留」によって、相手は右手で短刀を抜く、我は右手で其の打ち込みを留めると、理解できます。従って相手は左手で我が胸を取り、我も左手で相手の左手首を取るとできます。当然、前の業の様にすれば左手で我が胸を取るのです。

この場合、相手左手で我が胸を取る、我はとっさに右手で相手の左手首を取る。相手右手で短刀を抜き上から打ち込んでくるのを我は右手で相手の左手を持ったまま其の打ち込みを留め、そのまま相手の額に押し込んでねじ倒す。もありかもしれません。

業名の繰返の意味は、相手が我が胸を取る業の繰り返しの稽古を意味するのでしょうか。胸を取られる業は未だ続きます。
繰返は、くりかえしと読むのでしょう。

相手が短刀を抜き出し打ち込むのは、右手を逆手に短刀の柄を握り抜き出すのが自然でしょう。

小具足は一本目から相手左手で我が胸を取り、我は右手で相手の左手を取る、相手右手で短刀を抜き・・・。と八本目まで続いています。

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