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2015年2月20日 (金)

神傳流秘書を読む 13.夏原流和之事5小具足割七本目勝句廻

神傳流秘書を読む

13.夏原流和之事

 5、小具足割

 七本目勝句廻

 立合くる時相手左の手にて我が胸を取り我が右の手にて其の手首を取る相手右の手にて打込む我が左の手にて受留我が右の手を相手の脇下より送込み躰も共に廻りたおす也

*業名の「勝句廻」はどの様に読めばいいのでしょう。かちくまわり、しょうくまわり何れもピンと来ませんがご存知の方はご教授ください。
「句」の文字が俳句や和歌に通ずる意味合いを持つかもしれません。この神傳流秘書の書かれた頃江戸では雑俳句として川柳が流行、「川柳評勝句」が出されています。一万句程の応募があって其の中から高得点の句を「勝句」と云って刷り物にして配って盛行だったそうです。小具足割りとの意味合いは知りません。

小具足割の「八文字に坐す」は五本目までで後の五本は相掛です。
相掛かりに行合い、相手が我が胸を左手で取ってくるので、右手で相手の左手首を取る。
相手は透かさず右手で打ち込んでくるので左手で受け留め、右手を相手の左手から放すや脇下に送り込み付け入って廻り込み廻り倒す。

「相手右の手にて打込む」は、ここでは素手で打ち込むのでしょう。打ち込むですから上から顔面に打ち込むのか、突き込むとは言っていませんが何れでも応じるのでしょう。
短刀を抜いて打ち込まれる事も有ると思う処です。

小具足の六本目逆ノ劔(2015年1月28日)の立業とも取れますが是は短刀を突き込んできます。
「前の如く相手の手首を留める時相手短刀を抜いて突んとするを膝を少し立弛し右の手にて其突手を取り前の如くあおのけに倒す也」

前の如くとは「抜て打込を右の手にて留其手を相手の額に押当あおのけにねじたおす」

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