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2015年2月 3日 (火)

神傳流秘書を読む 13.夏原流和之事4後立合一本目上留

神傳流秘書を読む

13.夏原流和之事

 4、後立合 始終立合也

 一本目上留

 支劔の通り取って手を折をいやとすくばるきに手を抜上より押付けて引廻し倒す

*夏原流和之事の三番目は後立合の業名で、どの業も立っての攻防です。
夏原流の二番目に立合(皆相掛)が有りました。此の「後立合」の業シリーズは、立合の後の立合、所謂続立合と云う意味の様です。
一本目の業名は上留でうわどめ、うえとめ、でしょう。

支劔の通り、相手我が胸を左の手にて取る、我が右の手にて其手首を下から取り、手首を折る様にすると、相手いやと手に力を入れてすくむ様にする、其の機を捉えて相手の手を抜き上げて相手の顔に押し付け左脇に引き廻し倒す。
「いやとすくばる」いやと身をちじめる、いやとすくむ、などと同意義であろうと思います。
「手を抜上より押付け」の部分の動作が、すっきりしません。
「手を抜・・」は、我が手を緩めては相手に其の機に乗ぜられそうです。
相手の左手首を持ったまま、相手が「いやとすくばる」様に我が胸から左手を離して引こうとする機に顔面に押しつけてみました。
相手の左手首を右手で下から取って見ましたが、上から取った場合も同様でしょう。

文言の抜けていて、動作が付けられない処はあれやこれやで研究しろと云って居ると思えばいいのでしょう。
一人演武の空間刀法の居合稽古では得られない、相手との攻防の有り様の体の動き、心と体の一致などの処を夏原流和之事は教えてくれています。

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