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2015年2月22日 (日)

神傳流秘書を読む 13.夏原流和之事5小具足割九本目逆ノ返

神傳流秘書を読む

13.夏原流和之事

 5、小具足割

 九本目逆ノ返

 うつぼ付の通りに腰を取って打を右の手にて受留左の手に合手の足を逆手に取り躰を□ふてあおのけに倒す也

*「うつぼ付」は小具足の十本目靭付(うつぼつき)、靭は矢入れの事でした。
「相手我が右脇より歩み来り我が帯を取打込んとするをすぐに相手の膝と足首とに手を懸押倒す」

この靭付は我は八文字に坐して居る処へ、相手が右脇から近寄ってきて、矢庭に帯を取って、右手に短刀を握って打ち込まんとするので、直ぐに相手の膝に手を掛け、右手で相手の足首に手を懸けて引き押し倒しました。

今度の「逆ノ返」は、靭付のように帯を取って右手で打ち込んでくるので、右手で相手の手首を受け留め、左手で相手の足を逆手に取って体を付け入って仰のけに倒す。

「躰を□ふて仰のけに倒す」の□の文字は判読不能です。河野先生は無双直伝英信流居合兵法叢書では「体を込て仰向に倒す」とされていますが、「躰を□ふてあおのけに倒す」なので□を特定出来ません。

動作としては、右手で相手の打ち込みを受けているのですから、左手は相手の右足を逆手で手前に払って仰のけに倒す、としてみました。

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