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2015年3月 5日 (木)

神傳流秘書を読む 13.夏原流和之事6本手之移十本目五輪添

神傳流秘書を読む

13.夏原流和之事

 6、本手之移

 十本目五輪添

 遠行の業にて肩を叩時向面の通り手を取り前へなげる

*此の業は夏原流和之事捕手和之事十本目遠行の業にてですから遠行。
「前の如く相手の右脇を通り後へ廻り両手にて合手の肩を一寸叩く相手小太刀を抜かんとする処を両のひじのかがみに手を懸け背中を膝にて押引かる」2015年1月10日

「向面の通り手を取り前へなげる」とありますから夏原流和之事捕手和之事九本目「向面」
「右脇を通りしなに此方よりせり懸る相手よりもせり懸る処おしたおし右の如くうつむけに押倒し堅める」2015年1月9日

五輪添は手附にならない程省略されてしまいました。五輪添を稽古するまでに事前に今までの業は充分稽古を積んでおけとでも言うのでしょう。
本手之移とは本手(元)の業の彼我入れ替わり、変え業、返し業ですから当然の事でしょう。

楽々八文字に相対して坐す、相手立上りスカスカと歩み来り、我が右脇を通り後へ廻り両手にて我が肩を一寸叩く、我は小太刀を抜かんとする処、後よりせり懸られるので相手の手を取って前へ投げる。

業名の「五輪添」ですが「五輪」は仏教で云うところの万物の構成要素「地・水・火・風・空」の五大のことで、ここではそれを現した五輪塔をイメージしたのでしょう。
人の体を五輪に見立てゝ相手を密着させて投げる、そんな業のように思えます。

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