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2015年3月10日 (火)

神傳流秘書を読む 14.目録小太刀之位三本目中請眼

神傳流秘書を読む

14.英信流目録

 小太刀之位

 三本目中請眼

 中請眼と申は是も敵は上段にかまえる也我は小太刀をさし出し切先を敵のまみ合へさし付け行也場合にて敵拝み討ちに打也我其所を上へすっかりと弛しかむりて敵引所をみけんえ打込む也

*左請眼は相手の左眼に切先を付ける、右請眼は相手の右眼に切先を付ける、次は中請眼です。
中請眼は相手の眉間に切先を付け、相手は上段に構えて相進みに間に至る、相手我が真向に拝み打ちに打ち込んで来る処、我は出足を引くや「上へすっかりと弛し」小太刀を上段に冠って、外されて引く相手に附け入って眉間へ打込。

一本目、二本目とも我が小太刀を相手は払って来たのですが三本目中請眼では、「拝み討ちに打」込んで来ます。
相手は太刀ですから小太刀との寸法の差を活かした間取りから、我が右小手、右肩、真向の何れかへの拝み打ちです。

我は拝み打ちされた「其所を上へすっかりと弛し」は相手の拝み打ちの切先の間を見切るわけで、最も深く打込んで来るのは我が頭上でしょう。
其の場合は、小太刀を「上へすっかりと弛し」をどの様にするのか、工夫のいる処でしょう。
此処では、「すっかりと弛し」です。
小太刀で受流す、突き上げて摺り落すなどでは無く、ただ外す事です。
左足右足と引いて大きく後ろに退く、右拳に打ち込まれるならば出足を引く、或は左か右に筋を替って外す。
此の業は、充分稽古して、間と間合いを知り、相手の起こりを知る良い業です。

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