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2015年3月17日 (火)

居合兵法極意秘訣 1.老父物語2雷電その1

居合兵法極意秘訣

1.老父物語

 2、雷電その1

 雷電片手に持ひっさげ敵の両目え突込否跡え引亦敵打かくる処を請込敵の右の足を打はずし打也是極一刀石甲万字軍用太刀口伝大事

*此の雷電は、どうやら宮本武蔵の二天一流を指している様に思います。

「雷電片手に持ひっさげ敵の両目え突込否」ですが、雷電は右手に太刀、左手に小太刀を引っ提げ無形の構えから、スルスルと歩み行き、間に至るや小太刀を敵の左眼に付け、其の上に切先を乗せる様にして太刀を敵の右眼に付けて十文字となし敵の両目に突き刺す様にして間を越すや否や。
この構えは、円明流では「円曲」の構えと云われます。
「跡え引き」は敵、その交点を打ち落さんと打ち込んで来るのを後ろに退き下りつつ、小太刀と太刀の交点を開いて敵の太刀に空を打たせる。

「亦敵打かくる処を請込」は、敵再び上段に振り冠って我が頭上へ打ち込んで来るのを、左手の小太刀で請け込む。

「敵の右の足を打ちはずし打也」は、右手の太刀で敵の右足を打ち払う様に打つ。

「是極一刀」是は極意の一刀である。

「石甲万字軍用太刀口伝大事」は、神傳流秘書の大森流之事の序文に「此居合と申は大森六郎左衛門の流也英信に格段意味相違無き故に話して守政翁是を入候六郎左衛門は守政先生剣術の師也真陰流也上泉伊勢守信綱の古流五本の形有と言或は武蔵守卍石甲二刀至極の伝来守政先生限にて絶へ」とある「或は武蔵」以下の文章に依ってそれと察するものです。
卍はよく解りませんが万事、四方八方でしょう。
石甲(折甲)は相手に付け入っていく体当たりのこと。
口伝大事ですからそれ以上の解説はここには見られません。

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