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2015年4月 7日 (火)

居合兵法極意秘訣 4.道統2田宮平兵衛重正

居合兵法極意秘訣

4.道統

 2、田宮平兵衛重正

 田宮平兵衛重正は関東の人也林崎重信に従い抜刀の妙を得実に変を尽し神に入る後に對馬と改む其子對馬守長勝父の伝を受て同妙を得池田三左衛門輝政公へ仕ふ老年常圓と改め紀州大納言頼宜公へ仕ハ百石を領す其子掃部長家後又平兵衛と改此人の弟子多くて諸国にて田宮流と云て末流多し此平兵衛は△大猷院様へ召し出され其術を台覧備え奉る其名を天下に顕す其子三之助朝成後常快と号す其子次郎右衛門成常中納言吉宗公に仕奉末流諸国に多し

*この田宮平兵衛重正は、西條藩に伝わる妻木正麟宗家の田宮流では田宮平兵衛業正であって成正・成政・茂正・重政などとあるされています。
奥州地方の伝書では、津軽藩の林崎新夢想流では田宮平兵衛照常、三春藩の林崎流では重正、新庄藩の林崎新夢想流では照常、と照常が使われて居た様です。同一人であるかは不明です。

この道統の田宮平兵衛重正については、前回同様日夏繁高による本朝武芸小傳(千城小傳)の漢文調を改めて部分的に改変して記載されています。
本朝武芸小傳の田宮平兵衛重正の後半に付されている文章
「北條早雲記曰、勝吉長柄刀をさしはじめ、田宮平兵衛成政という者是を傳うる、成政長柄刀をさし諸国兵法修行し、柄に八寸の徳、みこしにさんぢうの利、其外神妙秘術を傳へしより以後、長柄刀を皆人さし給へり、然に成政が兵法第一の神妙奥義と云うは、手に叶ひなばいかほども長きを用ひべし、勝事一寸ましと傳たり。」

田宮流については武術流祖録、撃剣叢談などにも記載があります。

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