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2015年4月 4日 (土)

居合兵法極意秘訣 3.居合仮名4麓なる

居合兵法極意秘訣

3.居合仮名

 4、麓なる

 麓なる一木の色を知りかほに
          おくもまだみぬみよし野の花

 心妙中勇の位不住之妙

 荒磯海の波間かきわけかつく海士の
          いきもつきあへずものをこそおもへ

 慈円歌に

 柴の戸ににほはむ花はさもあればあれ
          ながめてけりなうらめしの身や

*歌心で林六太夫守政が伝えようとする、居合心なのでしょう。

・麓に咲いている一本の桜の木を見ただけで、三吉野の山奥の桜の様子を知った顔しているよ、と歌って居ます。
さて、剣の勝負では敵の起こりを察知して機先を制する。或は敵の動きを良く見て待って動けとか、歌を思い出していましたら頭のてっぺんにずしんと一本。

・人智では計り知れない様な中での勇気とは心を留めない事、とでも言うのでしょう。

・荒海をかき分けてゆく海士は、息を休める暇も無く、波に翻弄されながらも目的の処に泳ぎ渡っている、どの様に思うのであろう。そんな風に居合心で読んでみました。

・慈円は平安時代末期の天台宗の僧です。この歌の元の意味と、居合心の掛け合わせに悩みます。
みすぼらしい庵に住まう乙女の姿に、ほのかな思いを抱いたのでしょう。違う処に住んでいればもっと美しく匂うものを、眺めているばかりでどうすることもできない。と色っぽくよんでみました。
先師は何を伝えたかったのでしょう。思う処に思う様に相手の動きなどある訳はない。心を沈めて良くみなさい、とでも言いうのでしょうか。
心無く、唯、形のみ追う棒振りに明け暮れていては歌もよめません。

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