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2015年5月15日 (金)

英信流居合目録秘訣 3.極意の大事4火村風

英信流居合目録秘訣

3.極意の大事

 4、火村風

 仕物抔に行たる時其物(者)と物語抔をして都而(却而?曽田メモ)色にあらわさず扨煙草盆を持出したらば其火入を取って打付けて然しておくれたる所を勝べし亦捕者抔に行に灰を紙につつみ其灰の中に石を入れおんぶくの様にして持相手の面に打つくるとぱっと開いて眼くらむ也其所を捕る也譬開かず共石を入れて打付る故転どふする也或は此事を聞くさし捕手の役に行く密談に事よせ捕る仕組也一人密談しいたるに脇より紙に灰を包み打つけゝるに紙しかと包みて有りたる故都而(却而?)開かずおんぶくの如くなるものにて面を打たる故いよに相人気ばりて取急たると是伝を知らざる故用に立たず

*仕物などに行きたる時に、捕まえるべき相手と物語などをして、色にもあらわさず居る、さて相手が煙草盆を持ち出したならば、其の火入れを取って打ち付け、相手がそれで臆したところを勝べし。
亦、捕り者などに行くに灰を紙に包み其の灰の中に石を入れて、「おんぶく(お捻り)」の様にして持ち、相手の眼面に打ち付けるとパッと開いて眼が眩む、其の所を捕るのである。たとえ開かなくても石を入れて打ち付ければ転動するものである。
或は此の事を聞きかじり石も入れずに捕手の役に行き、密談に事寄せて捕ものに行く。
一人密談して居る時に脇より紙に包んだ灰を打ち付けたのに紙をしっかりと包んで有ったので却って開かず、おんぶくの如きもので顔を打たれたので、相手は愈々気を張ってしまい、取り急ぐ事になってしまうのは、この伝を知らざる故に用に立たないものである。

「おんぶく」とは土佐の方言でしょう、小銭やお菓子などを紙に包んで上の方を捻った「おひねり」です。
此の心得の題名はどの様に読めばいいのでしょう。
「火村風」ひむらかぜ・ほむらかぜ・かそんふう?。

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