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2015年5月26日 (火)

英信流居合目録秘訣4.居合心持肝要之大事5夜之太刀

英信流居合目録秘訣

4.居合心持肝要之大事

 5、夜之太刀

 夜中の仕合にわ我れは白き物を着べしてきの太刀筋能見ゆるなり場合も能知るゝものなり放れ口もなり安し白き肌着抔を着たらば上着の肩を脱ぐべしかまえは夜中には下段宜し敵の足を薙ぐ心得肝要なり或は不意に下段になして敵に倒れたると見せて足を薙ぐ心得も有るべし

*夜中の仕合には、我は白い物を着るのである。敵の太刀筋が良く見えるものである。場の状況も良く知れて、切先の放れ口も時を得て容易になるのである。
白い肌着などを着ているならば上着の肩を脱ぎ、構えは夜中は下段が宜しい、敵の足を薙ぐ心得が肝要である。
或は不意に下段にすれば敵は我が倒れたと見えて、踏み込んで来る処を足を薙ぐ心得も肝要である。

夜の太刀は古伝神傳流秘書の抜刀心持之事「夜の太刀」では「歩み行抜て体を下り刀を右脇へ出し地をパタと打って打込む闇夜の仕合也」と有ります。
是は敵の存在が闇夜で見えず当然我の存在も見えない、そこで敵の位置を音で知ってその方に向き地面を刀でパタと打って敵に我が位置を知らせ打ち込んで来る処を仕留めるものなのです。

今回の夜之太刀では白い物を着て見える様にしてしまう処は面白い発想の処でしょう。

當流申伝之大事では暗夜の心得が述べられており(2015年3月25日、3月26日)
其処では、袂に石を3つ4つ入れて行き、見えるものに当てる。
或は鉄の鎖の先に五十目程の玉を付けて杖や脇指の鞘などに付けて四方に振り廻して打ち払う。
半弓を持って行く。逃げる者を追わない。夜は頭巾とか笠とか鉢巻などでも必ず冠る。
鼻紙を水に浸し鉢巻の下にすると鎖頭巾より強いとか高声に歌わず大酒を呑まず・・などの心得も有ります。

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