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2015年6月14日 (日)

居合兵法極意巻秘訣 15.後用捨之事

居合兵法極意巻秘訣

15.後用捨之事

山川池沼深田石原草原後下りたる地皆々後にすべからず懸引不自由也思はぬ負有難所を後にうけば左へ身を開くべし

*この教えの題はどう読むのでしょう。後用捨(ごようしゃ・御容赦・後を用捨)の事・・?
山・川・深田・石原・草原・後ろが下がっている土地、皆々後ろにすべきではない。懸引は駆け引きでしょう、駆け引きするには不自由である。
思わぬ事で負けを取ることがある、難所を後ろにする様なときは直ぐに左へ身を開く事である。
左に身を開けば、前回同様難所を右に受ける事になります。

何故右の方に難所を受けるのかの理由がどこにも無いのですが、設対者を設けて稽古してその理由を見つけ出すのも面白そうです。

武蔵の五輪書火之巻「場の次第といふ事」
「扨戦になりて、敵を追廻す事、我左の方へ追ひ廻す心、難所を敵のうしろにさせ、いづれにても難所へ追掛くる事肝要也。敵に場を見せずといひて、敵に顔をふらせず、油断なくせりつむる心也。座敷にても、敷居・鴨居・戸障子・縁など、亦柱などの方へおひつむるにも、場をみせずといふ事同前也。いづれも敵を追懸くる方、足場のわるき所、亦は脇にかまいの有る所、いづれも場の徳を用ゐて、場のかたちを得るといふ心専にして、能々吟味し鍛錬あるべきもの也」

*後用捨の心得は五輪書当たりを聞きかじって公案したものかも知れません。

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