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2015年6月 9日 (火)

居合兵法極意巻秘訣 10.山坂之事

居合兵法極意巻秘訣

10.山坂之事

 高き方に居るよし一に敵を見下し徳有二に進むに行よし三に我躰上に有れば危き事なしされども高所足場悪しくば其所を去れ去に三つの心得有第一後高方へ去は心を静め足を高く上ぐべからず第二左右へ開時は心を動て足を軽くはこぶべし第三前ひきゝ方へ行には風の発する如く早くとぶべし敵したがって追はゞ左右へ開打つべし亦敵高き方に居我ひきゝ方にいるとも右の心得然るべし

*敵と対峙するには高い方に場取りするのが良い、一つは敵を見下ろして徳あり、二つは進むのに楽である、三つ目は我が体が上にあれば危うき事は無い。されども高い所で足場が悪ければ、其処を去れ。
去るにあたって三つの心得がある。
第一は後ろの高い方に去るには心を静めて足を高く上げてはならない、第二は左右に開く時は心を動かして足を軽く運ぶようにすべし、第三は前方の低き方へ行くには風が発する様に速やかに飛び降りるべし。敵は我の動きに従って追って来るならば、左右に開いて打つべし。
又、敵が高い方に居て我が低き方に居るとしても右の心得当然とするべし。

この場取りは孫子の行軍篇第九にあるものですが、噛み砕いたものでしょう。
「凡そ軍は高きを好みて下(ひく)きを悪(にく)み、陽を貴びて陰を賤しむ・・」

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