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2015年6月19日 (金)

居合兵法極意巻秘訣20.戸壁障子之事

居合兵法極意巻秘訣

20.戸壁障子之事

 戸壁障子の有方に敵居時我左の方に居れば敵の太刀刀は上段に構て切と知るべし若し中段ならば突く心得と計って我は前に引堤構て出べき也亦敵我が右の方に居るは太刀刀中段にてなぐと心得べし若し上段ならば打心得と知って身をしづめ前に引さげ出ふよし大方しかけ知るゝ物也能心得べし

*場の状況に依っての心得です。
文章の表現が分かりずらく、何を言いたいのか、何を我はすべきかが見えてきません。やってみます。
戸障子の有る方を後ろにして敵が居て、我は敵の左に居れば敵は太刀を上段に構えて切ると思うべきである。
若し敵が中段ならば突くと心得て考え、我は太刀を前に引き提げ構えて(無形の構え若しくは低い下段)間を詰めて行くべきである。

この状況は、敵の左側が戸障子で自由に運剣出来ない、現代居合の壁添の業を想像します、その応じ方を研究しろとするのでしょう。

亦、敵が我が右の方に居る時は、太刀を中段に構えて薙ぎ払って来ると心得るべきものである。
若し、上段ならば打込んで来ると心得て知って、身を沈めて太刀を前に引き下げ出合うのが良い。

この処も、戸障子を敵が背にしているならば、前の状況と同じで左側を障害物に制せられていますから、中段から薙ぎ払うのは適当では無さそうです。ここは障害物が無い場取りかも知れません。
上段の場合は前と同じ事なので、下段もしくは無形の構えで間を計り、間に入るや、真向に打ち込んで来るところを切っ先を上げながら擦り上げ、敵太刀を打ち外し小手を切るなりでしょう。
応じ技は幾通りも考えられますから、自由に応じて見ます。

大方の仕掛けは知れるものなので能く心得ておくべきである。

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