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2015年6月 4日 (木)

居合兵法極意巻秘訣 5.雨中之事

居合兵法極意巻秘訣

5.雨中之事

 間を積り間を隔て頭をたれ敵の兵器の色を見るべし扨我が太刀は上段に構て敵のあおのく様にはかろふべし

*雨の降る時の仕合です、敵との間を計って間を隔て、我は頭を垂れて敵の兵器の状況を確認するのである。
さて、間境でわが太刀を上段にするすると上げて構え、敵が思わず我が太刀筋を追って仰のき顔に雨が当たるように思い図るものである。

仰向いた敵の顔に雨が当たり、眼に入るなりして、敵の気が途切れる瞬間に打ち込む様に仕向けるのでしょう。
敵の虚をつくのは武術の基本でしょう。
土佐に居合を持ちこんだ第9代林六太夫守政の兵術嗜之个條先生御註訳は敵を虚に陥らせる知恵で一杯です。

我は陽を背にして敵を眩しくさせる日中之事
月を背にして陰に隠れる月夜之事
身を沈めて様子を伺う闇夜之事、同時に難所を我が前にして敵を難所の向うにする事
敵を風に向わせる様に風下に立たせる風吹之事

英信流居合目録秘訣の外之物の大事、上意之大事、極意の大事等の項目ごとに盛り沢山です。

闇打ち、騙し打ち、言葉は卑怯を思わせますが、兵法は奇正・虚実によると孫子も述べて居ます。



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