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2015年6月26日 (金)

居合兵法極意巻秘訣27.兵術嗜之事

居合兵法極意巻秘訣

27.兵術嗜之事

 武士は常に人に無礼すまじき事無礼は敵の本也つゝしむべし人と口論する共詞をたしなむべしいんぎんに慮外無く我に勝を置くべき事也扨夜中亦は旅道中気遣の所行時は左右の袖に石を入れ持つべし先々の勝有秘すべき也

 「丸の中に一文字の図を二つ」 是は唯た一に帰せよと云う事なり千変万化もついには一に帰す修行鍛錬してよく其一を守るの外無し其一とさす物は雷電刀柄口六寸の勝也當流に主とする所は此外に無しと知るべし

兵術嗜む事、武士は常に人に無礼な事をしない事である、無礼は敵をつくる本である、慎むものである。
人と口論する時でも詞使いに心を払い見苦しく無いように、丁寧に、ぶしつけで無くして我が勝てるようにすべきである。
さて、夜中または旅の道中で気遣うような所を行く時は、袖に石を入れて持つべきで先々に行って勝ものである、秘すべきである。

「丸の中に一文字の図を二つ」是はただ一に帰せよと云う事である。千変万化の事共も、ついには一つ事に帰す、修行鍛錬してよくその一を守る外には無いのである。
その一と指し示すものは雷電刀柄口六寸の勝ちである。
當流に於いて主とする処は雷電刀柄口六寸以外には無いと知るべきものである。

現代居合では稽古の想定は柄口六寸の教えは、見当たらず稽古法すら失念していると思われます。
正座の部の月影、立膝の部の稲妻などにかろうじて甲手を取っていますが、柄口六寸とは言い難いでしょう。
その反面根元之巻に書き送られるのでは何か手抜かりのようです。

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