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2015年7月 5日 (日)

居合兵法極意巻秘訣28.中夭之大事9柄口六寸の勝

居合兵法極意巻秘訣

28.中夭之大事

 9、柄口六寸の勝

 柄口六寸の勝行ふ心持常の修行に習覚には手近云へば仕組の打太刀の心になるべし打太刀より遣方に非を入れよく見ゆる者也故にかさにかゝるを嫌う也がっさりと明て敵は只一うちと打込まするやふにふるまう事大事也かさに掛るの気はつかい形の気となるなり工夫肝要なり心明鏡の事

*柄口六寸の勝ちを行う心持は、常の修行で習い覚えるには、手近く云えば仕組(組太刀)の心得である。
打太刀から遣方(仕太刀)に打太刀の隙(打ち込み易い処)をよく見せるもので、それ故に打太刀は、嵩に懸かる様にして対するのを嫌い、がっさりと此処へ打ち込めと明けて、敵(遣方)は只一打ちと打ち込ます様に振る舞う事が大事である。嵩に懸かるの気は、遣方の気となるもので工夫肝要である。
心明鏡の事は、曽田本のどこにもそれらしきものはありません。
打ち太刀の心は、明鏡の如くなすべきを解くのでしょう。

神妙剱の事と解すれば、「彼が気を先に知てすぐに応ずる道を神妙剱と名付けたる也」でしょう。

土佐に居合をもたらした第9代林六太夫守政が真陰流を大森六郎左衛門に習っていたのであれば、新陰流に由来する神妙剣とも取れます。柳生但馬守宗矩の兵法家伝書活人剣の神妙剣之事でもあるでしょう。

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