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2015年8月 7日 (金)

居合兵法の和歌20.待もする待っても留る

居合兵法の和歌

20.待もする待っても留る

待も春る待っても留る事ぞ有懸待表裏二世の根元

*待ちもする待っても留まる事ぞ有懸待表裏二世の根元

我から懸らずに、敵の動きを待つ、待って居て敵の動かんとする気を見ても待つ事も有る。懸待表裏は、生死の分かれ目の根元である。

懸待表裏二世を、懸る・待の表裏と二星(拳・眼)、或は似せ、生死などと読んで見るのもあろうかと思います。

妻木先生は田宮流居合歌の伝でこの歌を次のように歌います。

待ちもするまたでも留まるやうもあり
            かける表裏にせの根元

待ちもするまたでも留まることぞある
            懸待表裏二世の根源

この歌は新庄藩の林崎新夢想流の秘歌之大事にはありません。

相手の出方を待って応じようとしても相手も然るものです仕掛けんとする素振りを見せて我の応じる頭を打ってくる事もあるぞ、懸かる・待つ、表・裏、二星(拳)に現れる根元である。
偽を根元とするのも武術の奥義です。孫子も奇正を説いています。
下の句は無理やり捻くって見ました。

場に臨み、相手と対する心持ちは、懸待表裏は二世は生死を掛けた思いの歌として、臨む心得と思うのです。

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