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2015年8月 3日 (月)

居合兵法の和歌16.与風出る太刀を思い

居合兵法の和歌

16.与風出る太刀を思い

 与風出る太刀を思い覚るべし無想の刀鍔ハ可満王じ

*風(ふう)と出る太刀を思い覚(さとる)べし無想の刀鍔はかまわじ(構わじ)

出だしから「与風」に翻弄されて、漢文を思い出してやれやれです。風の様にふっと打ち出される太刀筋に、合刀して打込む無想の一太刀は鍔で受けるなど思うものでは無い

新陰流の「合し打」や一刀流の「切落」を思い描いたのですが、居合ならばどの様にこの歌から思い描けるのでしょう。
敵が抜き付けんとして、抜き出さんとする柄口6寸に、、鍔の有る無しなど構わずに何も思わず無心に抜き付ける、そのふっと出る太刀を思い覚るのである。

この歌は、田宮流居合の歌の伝に見られます。
「ふっと出る刀をおもいさとるべし夢想の刀鍔は構はし」

*原文はどの様な文字の連なりだったのかは知りません。詳解田宮流居合の妻木先生の読みのままです。

新庄藩の秘歌之大事には見られません。

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